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琉球大学熱帯生物圏研究センター西表研究施設
 西表島での研究活動   Research Life in Iriomote Island  
 

急募・ポスドク研究員

令和6年度西表研究施設ポスドク研究員の募集(環境DNA・マングローブ)

適任者が見つかり次第、募集を終了します。。 

 西表研究施設では下記の通り、ポスドク研究員1名を募集しています。大自然に囲まれた西表研究施設で研究できるチャンスです。多数の方が応募して下さることを期待しています。

 募集内容は以下の通りですが、このページの下部に、西表研究施設で研究生活を行うにあたっての参考事項を追記してあります。興味をお持ちの方はご覧下さい。また、西表での研究生活、日常生活について質問がありましたら、問い合わせフォーム(http://nesseiken.info/?page_id=45)から問い合わせてください。


更新日2024年02月22日
求人件名熱帯生物圏研究センター西表研究施設ポスドク研究員の公募
機関名琉球大学
機関または部署URLhttp://www.tbc.u-ryukyu.ac.jp/
部署名熱帯生物圏研究センター西表研究施設
機関種別国立大学
公募のURLhttp://nesseiken.info
求人内容機関の説明(募集の背景、機関の詳細等)]
 琉球大学熱帯生物圏研究センターは、熱帯・亜熱帯での生物の多様性や環境との相互作用に関する研究を幅広く推進する全国共同利用施設として1994年に琉球大学に設置され、熱帯・亜熱帯における生命現象の解明に貢献してきました。現在は、熱帯生物圏における共同利用・共同研究拠点として活動しています。当センターのうち、西表研究施設は、わが国最大の亜熱帯照葉樹林・マングローブ林を有する西表島に設置されており、恵まれた立地条件を生かして活発な研究活動を行っています。

[業務内容等]
 本ポスドク研究員の募集は、西表研究施設におけるフィールド共同研究機能強化のために、熱帯生物圏研究センターが実施するものです。本公募では、西表研究施設所属の梶田教授と協力して、環境DNAを用いたマングローブ生態系の生物多様性研究を行える方を募集します。
 西表研究施設では、国内外の研究者と共同で、環境DNAを用いたメタバーコーディング解析によって、マングローブ生態系に生息する種の多様性や遺伝的多様性を、全球的に解析する研究プロジェクトを実施しています(参考:日本学術振興会研究拠点形成事業 B.アジア・アフリカ学術基盤形成型「環境DNAメタバーコーディングを用いたマングローブ生態系の全球的解析」(http://c2c.mangroves.info))。本公募では、このプロジェクトに参画して、世界のマングローブ生態系の魚類や底生生物などの種多様性を、環境DNAを用いて解析するプロジェクトに参画できる方を募集します。求める人材の条件は、西表研究施設における国際共同研究プロジェクトを熱意を持って進められる方で、環境DNA研究、フィールドワーク、分子生物学実験、国際共同研究のいずれかの経験を持つ人材です。研究プロジェクトの内容、西表島での研究環境、生活等について、質問があれば下記の問い合わせフォーム(http://nesseiken.info/?page_id=64)から、気軽にお問いあわせ下さい。

[勤務地住所等]
琉球大学熱帯生物圏研究センター西表研究施設
〒907-1541 沖縄県八重山郡竹富町上原870

[募集人員(職名・採用人数等)]
ポスドク研究員 1名

[選考方法・採用決定時期]
受け取った応募書類について順次書類選考を行い、その後、オンラインでの面接選考を実施した上で採用者を決定します。適任者が見つかり次第、募集を終了します。
研究分野
1.大分類生物学
小分類生物科学
2.大分類生物学
小分類基礎生物学
職種
1.研究員・ポスドク相当
勤務形態非常勤(任期あり)
週30時間程度を目安にした採用ですが、採用期間の一部をフルタイムにする場合があります。
勤務地九州・沖縄 - 沖縄県 八重山郡 竹富町
応募資格1)博士以上の学位を取得した者
2)任用時において、常勤の職および研修員等の身分を有しない者
※ 若手研究者の応募を期待します。
待遇職名:ポスドク研究員(非常勤)
任期: 2024年4月1日以降の着任日から2025年3月31日まで。ただし、予算状況および勤務状況によって況によって更新の可能性あり。
給与:本学支給基準に基づき決定。
勤務:勤務日・時間帯については応相談
保険:労災保険および勤務形態により健康保険、厚生年金保険、雇用保険に加入
休日:土曜、日曜、祝日、年末年始、及び本学が定める休日
募集期間2024年2月22日 ~ 公募終了日まで。適任者が見つかった時点で公募を終了します。適任者が見つからない場合は公募を継続しますが、状況に応じて公募内容を変更する場合があります。。 
応募・選考・結果通知・連絡先[応募方法(書類送付先も含む)]
応募書類:
1)履歴書 1部 (写真貼付。高校卒業以降の学歴,職歴,受賞歴,所属学会を含む)

2)  学位を証明できる書類 (学位取得証明書または学位記のコピー)
3)研究業績目録 1部(原著論文、総説、学会発表等。主要論文 5編以内に印を付けること)
4)主要論文(上記 5編以内)の別刷等各 1 部(論文が無い場合は不要)
5)これまでの研究歴・職歴の概要(1,000字程度)
6)求人内容に対する自己アピール(1,000字程度)
※ 提出書類は返却いたしません。
[書類送付先]
応募書類を下記の指示に従って、電子メールの書類添付として送付して下さい。

■電子メールの送付方法
上記の応募書類を全て1つのPDFにまとめ、応募受付専用メールアドレス(job_application@nesseiken.info)に送付して下さい。担当者からの受領確認メールが届かない場合は、受領されていない場合がありますので、問い合わせて下さい。
※注意: 
・送信時のファイルサイズは、全体で10MBを超えないように注意して下さい。必要に応じて圧縮したり、クラウドサービスを用いて送って下さい。
・学位取得証明や学位記はスキャンしたものを用意して下さい。
・主要論文はPDFをお送り下さい。
・4月1日から採用の場合は、3月中旬までに採用に必要な書類(高校以降の卒業証明書や学位記のコピー)等を提出する必要があります。
[業務内容についての問い合わせ先]
当施設ホームページのポスドク問い合わせフォーム(http://nesseiken.info/?page_id=64)から、問い合わせることができます。問い合わせ欄に、希望する研究分野を明記して下さい。
備考熱帯生物圏研究センター西表研究施設の教員構成(2024年2月22日現在)
梶田忠(教授)・内貴章世(准教授)・成瀬貫(准教授)・渡辺信(准教授)・和智仲是(助教)・磯和幸延(特命助教)

以下、本公募の責任者の梶田からの関連情報です。

・採用された場合は、担当教員の梶田の研究室に所属して、JSPS拠点形成事業やJST e-Asia, AJ-Core事業等、環境DNAを用いたマングローブ生態系の生物多様性研究に関連する業務を担当して頂きます。

・令和4年4月以降に在籍予定の研究室のメンバーは、梶田の他、特命助教の磯和幸延さん、博士課程学生のBernadeth Grace Panangananさん、菅原早紀さんです。また研修生のMarizka Julianoさんは不定期で訪れ、10月以降は学振RPDの大野啓子さんもいらっしゃいます。

・実験室には、iSeq100、Nanopore等のシーケンサーの他、環境DNA実験が実施できる設備が一通りそろっています。

・西表島では賃貸アパート等が少ないです。採用が決まったら、担当教員や事務室メンバーと相談して、早めに探す方が良いです。

・竹富町民になれば、離島住民カードを取得できます。このカード保持者には船や航空機運賃の割引を受けられる場合があります。

・島内では公共交通機関が少ないので、移動には、自転車、バイク、自家用車などが必要です。冬期は雨が多いので、自家用車の方が便利でしょう。