*生物学総合講義I(梶田担当分) [#ab9e71ee]
-教室: 理学部4号館1階 マルチメディア教室1
-日時: 4月18日(金):14:30〜
-連絡: なし
-講義内容: 下記の通り 

#contents


**講義の概要と目標 [#hece6120]
-講義全体の目的:~
修士学生対象を対象とした授業。生物系の担当教員が自分の研究領域について平易にオムニバス形式で解説する。現代生物学の概観を把握することを目的とする。~
-梶田担当分の講義:~
修士課程で学生生活を送る上で必要な基本知識を概説する。また、一般的な情報関連技術と論理的文章作成技術について講義する。~
日本語を理解しない受講生が一人でもいる場合、講義は主に英語で行われる。~
論理的文章作成では、学振DC1の申請書類作成を例にあげて解説する。~
グループワーク・演習を通して、講義内容への理解を深める。
-獲得目標は以下の通り:
--1. 千葉大学が提供する最新の情報システムの利用法と注意点を理解すること。
--2. 修士の研究生活を幸せにするかもしれないいくつかのチャンスを知ること
--3. チャンスをつかむために必要な、論理的文章作成方法を理解すること
-成績評価は、授業への出席と提出された課題の内容を用いて行う

**1. 千葉大学の情報システムについて [#ue999ce9]
修士課程で研究生活を送る上で、千葉大学の情報システムを有効に活用することが求められる。多くの学生は学部の情報授業で習得ずみだが、他大学出身者のために、必要な情報を提供する。~
You will need to use ICT system provided by Chiba University. Most of students were already used to it in the 1st year of undergraduate, but for some from other university, I summarize some important information.
***統合認証システム  https://cuidm.chiba-u.jp [#d109e4a1]
-Integrated Authentification system~
2年前から、学内の情報システム利用のパスワードが統合された。統合メール、プリンタ利用、学内LANへのアクセスなど、全て共通のパスワードでアクセスできる。上の統合認証システムにアクセスして、以下の操作が可能~
It has been two years since the ICT section of Chiba University integrated the authentication systems for Educational Computation, Mail, WIFI and others.  You can do the following by accessing the web page above:.
-メールアドレス変更可能  Change e-mail address, if you want.
-パスワードの変更・秘密の質問の設定.  Set secret questions to help you reset password by yourself.

***学内無線LANへのアクセス方法  Way to access to the WIFI in Chiba University [#j89deec3]
学部向け[[H24授業/情報処理/01>http://bean.bio.chiba-u.jp/lab/index.php?%E6%8E%88%E6%A5%AD%2FH24%2F%E6%83%85%E5%A0%B1%E5%87%A6%E7%90%86%2F01#ea55dff5]]で解説しているので、参照して欲しい。
-Summary to access to WIFI
--Chiba University's WIfi access points
 chiba-wep
 chiba-wpa, chiba-wpa2
--Password for the access points
// 0123456789
--Input your account and password in the next window

**2. あなたにとっての修士課程とは何か?  What is the master course for you? [#m0640638]
これから修士課程における学生生活・研究生活についていくつかの話しをしますが、まず最初に、皆さん自身が、修士課程をどのように考えているかについて、教えてほしいです。
-&color(brown){''グループワーク#1''};: そこで、数人でグループを作って、自分にとって修士課程はどういうところかについて、意見を出し合って下さい。後ほど、グループごとに、2-3の意見(少なくともキーワード)を答えてもらい、全員で意見を共有します。~
I'm going to give lecture on some items about student / research life in Master course.  To share the idea of Master Course for you, make groups with some people and share your ideas.  I will ask you some of ideas (at least, key words) and share them altogether.


**3. 修士課程での学生・研究生活をより幸せにするかもしれない、いくつかのチャンス  Chances that may make your Master Course happier. [#wb8e31bd]
おそらく、修士課程で何を目指しているかについてはいろんな意見があるかと思いますが、たぶん、これから話すいくつかのことは、もしかすると、あなたの学生・研究生活をより幸せにしてくれるかもしれません。Perhaps, various opinion about your personal perspective on master course, but the information below may make your Master Course happier.

***(1)  留学・海外での研究活動  Study abroad / Oversea research activities [#n08fb688]
私は海外留学を経験したことが無いので、学生時代に海外留学しようと思えばできる皆さんが、とてもうらやましいです。しかも、最近は、海外留学・海外研究活動のチャンスが、とてもたくさんあります。ここでは、いつくか例を挙げて、どうすればそのチャンスをものにできるかについてお話します。 (I have explained this personally to our international students, so I only explain in Japanese in this class).
-''千葉大学・大学院学生等の海外派遣支援プログラム'': http://www.jm.chiba-u.jp/kokusai/jyosei/gakunai.html
--千葉大学が毎年実施するもの。
--短期(学会での研究発表)と、長期(1ヶ月以上)の研究滞在の2種類がある
--H26年度の申請締切日:
 <短期・JSPS特別研究員申請支援枠>
 第Ⅰ期 締切日:平成26年2月24日(月)  
 第Ⅱ期 締切日:平成26年5月19日(月)
 第Ⅲ期 締切日:平成26年9月22日(月)  
 <長期>
 第Ⅰ期 締切日:平成26年2月24日(月)  
 第Ⅱ期 締切日:平成26年8月25日(月) 
--◎ポイント:
---学内の基金。海外での研究活動の一部を負担してくれる。短期の場合10万〜15万、長期の場合は期間によっていろいろ。
---申請時期が年に何度かあるので、複数回トライできる(学会発表の場合、一度不採択だと、同じ申請を繰り返すのはダメ)
---博士課程学生は優先的に採用される(らしい)
--○系統研での採用実績
---Mohammad, Matin, 新村、Jose等
---延べ6名以上。
---制限つきページに、申請書の例を添付
~
-''トビタテ!留学 JAPAN''~
(Because this is the opportunity only for Japanese, I talk about this in Japanese only)
--Official Site: http://www.mext.go.jp/ryugaku/
--H26年度募集要項: https://tobitate.jasso.go.jp/
--H26年度の申請締切日: H26年4月10日(学内)
--◎ポイント
---今年度から始まったもので、2020年までに、日本人留学生を6万人から12万人へ倍増させるという計画。
---単位や学位に認定されなくても可(フィールドワークでもOK)
---留学期間は28日から1年まで(3ヶ月以上を推奨)
---成績よりも目的・計画・実現性を重視
---申請は4月10日締切(千葉大の場合)、留学開始は8月末以降
--○系統研で今年度は2名が申請中→採用内定!
--○系統研で今年度は2名が申請中→2名とも採用内定!
---制限ページに申請書のフォーマットを添付
~
-''海外留学支援制度(長期派遣)'' 
--Official site: http://www.jasso.go.jp/scholarship/long_term_h.html
--H26年度募集要項:http://www.jasso.go.jp/scholarship/documents/h26chouki_h_youkou_add.pdf
--H26年度の申請スケジュール
 平成26年4月11日(金曜日) 	募集開始(募集要項の公開)
 平成26年5月16日(金曜日) 	応募締め切り
 平成26年5月下旬~6月下旬 	書面審査
 平成26年7月中旬~下旬 	面接審査
 平成26年8月中旬まで 	採否通知発送
--◎ポイント
---従来の国費留学支援制度のつづき。
---修士又は博士の学位を取得するために留学するもの。
---語学基準はかなり厳しい: TOEFLの得点がPBT(Paper-Based-Test) 600点、iBT(internet-Based-
est) 100点、又はIELTS 7.0(Academic Module)以上。
~
-''その他の留学情報''
--学内・国際企画課の公募情報: http://www.jm.chiba-u.jp/kokusai/jyosei/sonota.html
--わりとみずらいページだが、日本学生支援機構が留学情報のページを作っている: http://www.jasso.go.jp/study_a/scholarships.html

***(2)  研究費の獲得  Grant proposal [#ced7d439]
修士課程の学生の多くは、指導教員の獲得した校費や研究費をつかって、研究しているでしょう。でも、もしかすると、「次世代シーケンシングでゲノム解析したい」とか、「遺伝子発現を大規模スクリーニングしたい」という興味を持ったとき、研究室で使えるお金では足りないかもしれません。また、指導教員と全く違う研究を始めたいときも、研究費が不足する場合が考えられます。自分のアイデアで、自分自身の興味に従って研究を進めるというのは、実は研究者が最も楽しさを感じるところかもしれません。ただ、それには、研究費の裏付けも必要です。そこで、研究助成に応募して、自分で研究費を獲得するといいでしょう。世の中には、さまざまな助成金があるので、自分の分野にあった研究助成を探してみましょう。  ~
I think most of master course students doing their research using the budget that their supervisor obtained. However, if you want to do something new with  your own idea, the budget might not be enough.  Also, performing your own research by your own idea is one of the most interesting part of research life.  Here you have a list of budget that you can apply.  There are various budgets in different fields, so I introduce some from my own field of sicence.
-''千葉大学・外部資金公募情報'': http://kobo.jm.chiba-u.jp/kobo/hyoji.php?mode=2&type=2
-''笹川科学研究助成  Sasagawa Scientific Research Grant'': http://www.jss.or.jp/ikusei/sasakawa/~
お勧めの研究助成の一つ。学生でも応募できるし、助成金額は100万円/件。しかも、申請情報がオープンでわかりやすい。~
This is one of the most recommended grants that you can apply
--平成25年度助成実績: 一般科学研究生物系で、405件の申請中、92件が採択。~
92 application out of 405 were selected in AY 2013.
--毎年、10月初旬に申請締切  Dead line is in the beginning of October every year.
-''自然環境研究センター担当の公益信託助成'' http://www.jwrc.or.jp/shintaku/index.htm

***(3) 奨学金: 特に優れた業績による返還免除 [#aa671922]
日本学生支援機構から、大学院で第一種奨学金の貸与を受けた学生で、''在学中に特に優れた業績をあげた者''として本機構が認定した場合には、貸与期間終了時に奨学金の全部または一部の返還が免除される制度です。学生の学修活動への意欲向上を目指している。
-特に優れた業績は、
--学問分野での顕著な成果や発明・発見
--専攻分野に関する文化・芸術・スポーツにおけるめざましい活躍
--ボランティア等での顕著な社会貢献等
-◎ポイント
--日本学生支援機構の発表しているH24年度の免除実績によると(http://www2.jasso.go.jp/menjyo/shinmenjyo/gaiyou.html)
|修士課程|人|%|h
|貸与修了者|25,844||
|推薦者数|7,728|29.9|
|免除者数|7,728|29.9|
|全学免除者数|2,576|10.0|
|半額免除者数|5,152|19.9|
--なんと、第一種奨学金貸与者のうち、およそ30%(3人に1人)は、免除をうけている。
--大学から推薦されたら100%なんらかの免除はもらえるので、大学で推薦されるかどうかが問題。
--大学からの推薦手続きは、M2の2月半ば頃に提出する申請書の内容で行われる重視されるのは、
---業績: 論文や学会発表など。これが点数化され、選考委員によって推薦される者が選ばれる。
---申請書: http://www.chiba-u.ac.jp/student/payment/scholarship/index.html (ダウンロードして見てみよう。どういう項目に点数がつくかが、わかるだろう)
---機構から大学宛てに、当該年度に修了する貸与者の比率で、免除者の割り当て人数が来る。H25年の例だと、89人(全免 29、半免 60人)
---H25年度の例だと、理学研究科全体の貸与者数が35人のところ、研究科毎の免除者割り当ては10人、免除申請者は19人で10人(全免3人、半免7人)が推薦された。
---推薦されるには、''論文を書こう!''、''学会発表をしよう!''
--○系統研実績: 脇田、新村
--○系統研実績: 延べ3名。
---参考: H25年度変換免除の認定
|  |貸与終了者|推薦者数|免除者数|(免除者のうち)|(免除者のうち)|h
|||||全額免除者数|半額免除者数|
|修士課程|25,629|7,681|7,681(30.0%)|2,560|5,121|
|専門職大学院課程|2,109|619|619(29.4%)|206|413|
|博士課程|3,846|1,172|1,172(30.5%)|390|782|
|計|31,584|9,472|9,472(30.0%)|3,156|6,316|

***(4) 学振DC申請  JSPS Research Fellowship for Young Scientist, DC [#t18e75b9]
--http://www.jsps.go.jp/j-pd/index.html
--http://www.jsps.go.jp/english/e-pd/pddc.htm
--◎ポイント:
---プロ研究者志望者の登竜門。博士課程で月額20万円の給料(研究奨励金)
---さらに年間100-150万円の研究費
---採択率はここ5年の平均で26.9%
---申請しなきゃ損!
---DC1にはM2の春応募
--○系統研実績: 新村、山路

***(5)博士後期課程進学後にも多くのチャンス [#e3c967ef]
学振DC1のみが、博士課程で得られるチャンスでは無い。理学研究科・融合科学研究科で博士後期課程に進学するれば、学振に採用されていなくても、次のようなチャンスがある。
-千葉大学リサーチアシスタント、特別RA、AGSST-RA: 在学中、RAとして採用されることで、年間最高約50万円まで得られる。
-海外派遣プログラム(上記): 全学の他、AGSSTでも同様のプログラムをやっているので、博士後期課程在学中は獲得のチャンスが非常に高い。
-研究論分発表支援プログラム: オープンアクセスジャーナルなどの投稿料の一部を負担
-第一種奨学金取得 および 特に優れた業績による返還免除(上記の通り)

**4. 様々なチャンスにどうやって応募するか?どうやって採択されるか?  How you can apply? and How you can be selected? [#f328f4aa]
***(1) まずは書類作り、そのためには、募集要項・審査要項をよく読むこと.  First, you need to prepare an application form, and for this task, read the call for proposal and information on selection very carefully. [#uf95d39c]
-''学振DC1申請の場合''
--募集要項: call for proposal: http://www.jsps.go.jp/j-pd/data/2014/H27_DC.pdf (only in Japanese)
--申請書 application form: http://www.jsps.go.jp/j-pd/data/2014/02_dc.pdf
--審査情報 information about selection: http://www.jsps.go.jp/j-pd/pd_houhou.html
--審査に関するポイント:(参考https://www.jsps.go.jp/j-pd/data/setsumeikai/siryo_1.pdf)
---書面審査では、以下の3項目について5段階で絶対評価~
(1)推測される研究能力・将来性~
(2)研究計画~
(3)研究業績~
その後、総合的に研究者としての資質及び能力を5段階の相対評価~
(5:採用を強く推奨する 10%、4:採用を推奨する 20%、3:採用してもよい 40%、2:採用に躊躇する 20%、1:採用を推奨しない 10%)~
---DCについては研究経験が少ないことから申請書記載の「現在までの研究状況」、「これからの研究計画」、「自己評価」及び「評価書」を重視
--1件の申請について、申請者の分科細目に応じて上記審査会の専門委員6人によって書面審査~
6人の書面審査員については、専門分野のバランス、各審査員の所属機関が異なるようにすることなど、公平性に配慮~
このように、細目ごとに6人の書面審査員を割り当てたグループを「書面審査セット」と呼んでいます。〜
--生物学・DC1の書面審査セット: http://www.jsps.go.jp/j-pd/data/pd_sinsa-set/6/03-DC1.pdf
---「多様性・分類」の細目で申請の場合、書面審査セットは「生物DC1G」。この審査セットは、生物多様性・分類と進化生物学の2細目からなる。

***(2) 書面審査・書類審査で大切なのは、自分が伝えたいメッセージが、わかりやすく伝わっているかどうか。  Important point in the proposal review is whether your message was positively transferred to the reviewers clearly [#f440d96d]
-''クリティカル(論理的含む)かどうかがまず問題''。では、クリティカルな文章ってどういうもの? The first question is if the proposal is critical (including logical).  What is critical?
--&color(brown){''グループワーク#2''};: 数人でグループを作って、critical な文章というのはどういうものかについて、意見を出し合って下さい。後ほど、グループごとに、2-3の意見(少なくともキーワード)を答えてもらい、全員で意見を共有します。~
-''文章をクリティカルに読む演習'' Practice for Critical Reading:
--&color(brown){''グループワーク#3''};: 数人でグループを作って、配付した文章のどの点がCriticalで無いか、意見を出し合って下さい。後ほど、グループごとに、2-3の意見(少なくともキーワード)を答えてもらい、全員で意見を共有します。~

***(3) 審査員の立場になって読む・そして、直す: Critically read a proposal pretending to be a reviewer, and revise it. [#wc90b46c]
次に必要なのは、文章を審査員のつもりになって読むことです。例えば、学振DC1の申請書の場合、審査員は、文章を読むことで次の3点を評価します(実際に、1-5点の点数を絶対評価でつけます). You also need to read your proposal pretending to be a reviewer. The reviewer of the JSPS DC1 will give score from 1 - 5 in the following three aspects. 
-(1)推測される研究能力・将来性 research ability, prospect as a researcher
-(2)研究計画  Research plan
-(3)研究業績  Contribution

ここで、「研究能力・将来性」までが、提出された申請書で判断されることには注意が必要でしょう。ものすごくわかりにくく煩雑な申請書を提出すると、、「研究能力」に支障があると、判断されてしまうかもしれません。なので、実は、細部に注意を払うことも大切です。  Here, your own research ability and future prospect also will be judged by the proposal. So, if your proposal was very clumsy, the reviewer might judge you unsuitable to be a researcher.
--&color(brown){''グループワーク#4''};:  数人でグループを作って、配付した研究計画を評価して下さい。点数と、どうしてそう点数になったのかというコメントを出し合って下さい。後ほど、グループごとに、2-3の意見(少なくともキーワード)を答えてもらい、全員で意見を共有します。~
The last group work is to read a research proposal in a group and grade it from 1 to 5.  You also need to make a comment why you give that score to the proposal.


**課題 Assignment  [#b80ec569]
-http://bean.bio.chiba-u.jp/moodle24/

**Appendix: もし知らないならば、知っておくと良い技術 [#q0d16502]
***クラウドサービスの利用 [#m6bdf494]
ここ数年、クラウドという言葉をよく聞く。クラウドサービスというのは、サーバーの存在を意識することなく、インターネットの向こう側から様々なサービス
を受けるもの。受講者の皆さんもすでにいろいろなサービスを利用していると思う。この授業では、クラウドサービスのうち、Google サイトを用いたホームページの作成と、Dropbox等のサービスを用いたオンラインストレージの利用方法を習得する。あわせて、最近のいくつかのクラウドサービスと利用法についても紹介する。

***Googleのクラウドサービス [#m45a9346]
-[[Gmail>https://accounts.google.com/ServiceLogin?service=mail&passive=true&rm=false&continue=http://mail.google.com/mail/?hl%3Dja&scc=1&ltmpl=default&ltmplcache=2&hl=ja]]  メール利用。(アカウント登録をしていない人は、以下の操作で必要になるので、アカウントを作成すること)
-Google Calendar  カレンダー共有:デスクトップやモバイル端末など、カレンダーを使う全ての端末をGoogle Calendarを介して同期できる。リマインダーもあるので、予定を忘れることが無くなる
-[[Google apps>http://www.google.com/apps/intl/ja/group/index.html]] 統合サービス: 独自ドメインによるメール利用、グループ利用、ワープロや表計算が使える(WordやExcelの書類を開くことができる) (ワープロや表計算は一般のgoogleアカウントからも使える)
-[[Google sites>https://accounts.google.com/ServiceLogin?continue=https%3A%2F%2Fsites.google.com%2F%3Fhl%3Dja&followup=https%3A%2F%2Fsites.google.com%2F%3Fhl%3Dja&hl=ja&service=jotspot&passive=true&ul=1]]  ホームページ作成~
研究活動を進める上でも、社会人になってからも、どこかで、ホームページの作成を求められることがある。そんなときに、従来通りにレンタルサーバーを契約してホームページを立ち上げなくても、Googleサイトを用いれば、非常に簡単に、ホームページを作成できる。作成方法は以下の通り。
--google アカウントの作成、ログイン
--メニューの「もっと見る」からサイトを選択
--「作成」をクリック


***Microsoftのクラウドサービス [[Skydrive>http://windowslive.jp.msn.com/skydrive.htm]] [#ta8198e5]
GoogleにまけじとMicrosoftもSkydriveちうクラウドサービスを開始した。http://windowslive.jp.msn.com/skydrive.htm~
このクラウドサービスはオンラインストレージの利用や、MS Office文書の共有が可能。Office文書の共有は特によくできており、オンラインストレージ上においたWordの文書を、共同作業者と一緒に編集することができる。~
例えば、共著者と一緒に論文を手直ししているときにSkydriveを利用すれば、「編集→名前を変えて保存→メールの添付書類で送信」という一連の面倒な作業をする必要が無くなる(フォルダ内に少しずつバージョンの違う書類がたくさん溢れるのを防げる)

***オンラインストレージの利用 [#je525b1f]
以下のオンラインストレージが便利で容量も大きい。これらのサービスをうまく使えば、USBメモリは不要になるかもしれない。いずれも無料のサービスで、オンラインならどこからでも利用可能。ただし、データのセキュリティと、サービスが突然停止する不安はやや残る。
-''Sugarsync'' → [[アカウント登録・インストール>https://www.sugarsync.com/referral?rf=bofieb4ochqh5&utm_source=website&utm_medium=web&utm_campaign=referral]]。5.5GBが利用可能。友人の紹介などでさらに容量を増やせる。
-''Dropbox'' → [[アカウント登録・インストール>https://db.tt/PfHKJ86G ]]。2.5GBが利用可能。
--Dropboxへのアカウント登録方法
現在のバージョンは、大学の教育用端末でも利用できるため、お家と大学で、ファイルの共有が簡単に行える。また、スマートホンでインターネットにアクセスできる人は、例えば書きかけのレポートを、電車の中で閲覧・編集するなんてこともできてしまう。~
登録方法は以下の通り:
---1. インターネットに接続されたコンピュータから、 http://db.tt/jwjgDYnZ にアクセスする。~
このリンクから登録することで、私からの紹介ということになり、お互いに500MBのボーナスが貰える。
---2. ブラウザで「Dropboxへようこそ!」と書かれたページが表示されるので、~
 「姓」:あなたの名字~
 「名」:あなたの名前~
 「アドレス」:メールアドレス(@chiba-u.jpのアドレスが望ましい)~
 「パスワード」:任意のパスワード(自分の覚えやすいものに)~
これだけで登録は終了~
---3. 自動的にDropboxのダウンロードが始まる。指示に従ってインストールすれば終了。
---4.Dropboxソフトウェアが起動するので、登録したメールアドレスとパスワードを入力すれば、利用できる。
---参考:Dropboxの使い方解説サイト  http://www.getdropbox.jp/
---[[ベータ版テストに参加すれば、5GBまで容量を増やせる>http://forums.dropbox.com/topic.php?id=53104]]。
-''Nドライブ'' http://ndrive.naver.jp/  無料で30GBの容量を使える
-''Evernote''  http://www.evernote.com/about/intl/jp/  ネットに繋がっている全ての端末から、思いついたこと、気になったことなど、全てを記録しておくメモ帳的サービス
***マインドマップによる論理的文章作成 [#s1b460a5]
研究者にとって論理的な文章作成は非常に大切。しかし、論理とは何かというのは、なかなか説明しがたいし、人に教えるのはもっと難しい。論理的思考や論理的文章の作成を教えるのに悩んでいたときに出会ったのがマインドマップ。思考整理の便利ツールで、アイデアの論理関係を視覚的に整理できるでとても便利。手描きなら、紙と色鉛筆でアイデアを広げられる(手書きの方が発送が自由に広がって良いかもしれない)(簡単な作例は右のサイトに書かれている http://www.mindmap.or.jp/howto/)。~
-パソコンを利用したマインドマップ作成~
パソコンでは以下の2つのフリーソフトが有名:
--FreeMind  日本語プロジェクト トップページ http://sourceforge.jp/projects/freemind/
--XMind http://jp.xmind.net/ 


見た目のきれいさをもとめるなら、XMindの方が良い。おもいついた事をどんどん入力するにはFreeMindが良い。ただ、いずれも、論理関係(並列か、反証か等)を示すには工夫が必要

//申請書のできが採否を決める
//申請書を書く時の心構え
//メッセージが伝わる事が最重要
//論理的文章を作成
//評価の3ポイントを考慮して、
//主張を展開
//1.推測される研究能力・将来性
//絶対評価
//現在までの研究状況
//これからの研究計画
//自己評価
//評価書
//2.研究計画
//絶対評価
//これからの研究計画
//3.業績
//絶対評価
//研究業績
//現在までの研究状況
//総合評価
//相対評価(評点5は全体の10%)
//やや専門外の審査員にも
//メッセージが伝わるような工夫
//審査セットも見ておく
//虎の威を借る
//「引用」も有効
//申請書外の活動が
//評価に有効な場合もある
//ホームページ
//アウトリーチ等