講義全体の目的修士学生対象を対象とした授業。生物系の担当教員が自分の研究領域について平易にオムニバス形式で解説する。現代生物学の概観を把握することを目的とする。~この講義(梶田担当分)では、修士課程で研究を行うに必要な、一般的な情報関連技術と論理的文章作成技術について講義する。論理的文章作成では、学振DC1の申請書類作成を例にあげて解説する。
修士課程で研究生活を送る上で、千葉大学の情報システムを有効に活用することが求められる。多くの学生は学部の情報授業で習得ずみだが、他大学出身者のために、必要な情報を提供する。
今年度から、学内の情報システム利用のパスワードが統合された。統合メール、プリンタ利用、学内LANへのアクセスなど、全て共通のパスワードでアクセスできる。上の統合認証システムにアクセスして、以下の操作が可能
学部向けH24授業/情報処理/01で解説しているので、参照して欲しい。
論理的文章作成 論理とは何か? 説明的文章の、ギャップの無い繋がり メッセージ(主張)には裏付けが必要 相手が納得するまで、 論理的説明が必要 どこまで説明するかは 相手次第 冗長性(繰り返し)は避ける 教えるのに苦労する 良い方法をいまだに模索中 論文やプレゼン メッセージが大切 論文作成に関する 解説サイトいろいろ マインドマップ 思考整理の便利ツール アイデアの論理関係を 整理できる 論理関係(並列か、反証か等)を 示すには工夫が必要 手描き 紙と色鉛筆で アイデアが広がる パソコン 2大フリーソフト FreeMind XMind 課題3:自分の研究テーマについてマインドマップを作成し、課題2の共有フォルダに保存 フリーウェブサービス Mindomo他 タブレット iThought 学振DC申請 プロ研究者志望者 の登竜門 博士課程で月額20万円の 給料(研究奨励金) さらに年間100-150万円の 研究費 採択率はここ5年の平均で 26.9% 申請しなきゃ損! DC1にはM2の春応募 申請書のできが採否を決める 申請書を書く時の心構え メッセージが伝わる事が最重要 論理的文章を作成 評価の3ポイントを考慮して、 主張を展開 1.推測される研究能力・将来性 絶対評価 現在までの研究状況 これからの研究計画 自己評価 評価書 2.研究計画 絶対評価 これからの研究計画 3.業績 絶対評価 研究業績 現在までの研究状況 総合評価 相対評価(評点5は全体の10%) やや専門外の審査員にも メッセージが伝わるような工夫 審査セットも見ておく 虎の威を借る 「引用」も有効 申請書外の活動が 評価に有効な場合もある ホームページ アウトリーチ等 クラウドサービス インターネットの向こう側から 受けるサービス サーバーを意識する必要なし Google Gmail メール利用 Google Calender カレンダー共有 Google sites ホームページ作成 情報公開技術の習得 課題1:Google siteを利用して、自分の研究に関するホームページを作成し、受講者全員と共有する事(一般公開しても構わない) 要件: 1.トップページがある事 2.メニューがある事 3.上記以外のページがあり、 メニューからリンクされている事 Google apps 統合サービス ワープロ 表計算 Microsoft Skydrive MS Office書類を オンラインで共有、編集 オンラインストレージ Dropbox Sugarsync Nドライブ Evernote 課題2:Sugarsyncをパソコンに インストールし、フォルダを梶田と共有。 課題3のマインドマップを保存 USBメモリーは不要になる? 無料でオンラインなら どこからでも利用可能 データのセキュリティが心配 サービスが突然停止する心配