講義ノート:第1回(4月17日) †
担当教員・準備室技術補佐員、TA紹介 †
- 補佐員による注意事項の説明
- 授業時間外に自習する場合は、補佐員の指示に従ってください。
- TA 五十畑貴生(いかはた たかお)(博士前期課程1年:理学部3号館409号室)
まずやること:端末本体とディスプレイの電源を入れる †
- 配布されたプリントを読む
- スイッチ中央のLEDが点灯していれば、すでに電源が入っている。
- 電源ボタンを押したら、そのままにしておいて、説明を聞く。
講義概要説明 †
初回授業の獲得目標: †
- 教育用端末へのログイン・ログアウトの方法を習得する
- 履修登録システムの使用方法を習得する
- 大学の電子メールを使ってメール送信ができるようになる
- コピー・ペーストの方法を習得する
初めて使う †
計算機へのログイン (プリントに従って説明) †
- コンピュータのスイッチを入れる(入れてあるはず)
- しばらく何も操作しないで待つ(あるいはF8を押してWindowsを選ぶ)
- Ctrl+Alt+Delの3つのキーを同時に押す
- 通知書の利用者名とパスワードを入力する
- Windowsの画面(デスクトップと呼ぶ)が表示される
分からないことがあったら †
- 「情報システムの使い方」という小冊子がダウンロードできます。
- 履修登録の説明で使うので、まずダウンロードしてください。それぞれのリンクを右クリックして、保存。
- この小冊子をよく読んでおいて下さい。何か困ったことが起こったら、まず、この冊子を読むようにしてください。解決方法が書かれているはずです。
ブラウザの起動 †
この授業では2つのパスワードを変更する †
これから先の話しでは、2つのパスワードが出てきます。
- 教育用計算機システムのパスワード(さっきログインに使ったやつ)。メールのパスワードも同じ
- 履修登録システムのパスワード(履修登録に使うやつ)
この2つを混同しないように注意して下さい。
教育用計算機システムのパスワード変更 †
先ほどコンピュータの起動時に入力したパスワードを、安全のために変更します。次回からは、変更後のパスワードを使ってログインすることになるので、注意してください。また、変更したパスワードは、後ほど説明する統合メールのパスワードと共通です。
- Windowsのデスクトップから、「パスワード変更」(ショートカット)を開く
- ブラウザが起動して、パスワード変更用のウェブページが開く
- パスワードに関する注意
- このパスワードは以下全てのサービスで共通
- 教育用システム
- PC/Linux, PC/Windows, SR11000/AIX
- 統合メールシステム
- Active!mail (注:利用者名は@以下を含むメールアドレスの全体)
- 研究用システム
利用者のフォルダ構成 †
履修登録 †
- ブラウザからhttp://registration.ss.chiba-u.jp/に接続
- W育用端末デスクトップ画面から「履修登録」アイコンをクリックしてもよい
- トップページが表示されたら、「次へ」ボタンをクリック
- セキュリティに関する警告で「OK」または「続行」をクリック
- 次の画面でユーザIDに学生証番号8桁とパスワードを入力する。
- パスワードは、初めて利用する場合は生年月日8桁、以前に利用したことのある場合は、自分で設定したパスワード
- 初めて利用する場合は、初期パスワードを変更しないと先に進めない
- 処理選択画面
- 基本情報入力
- 大学から本人へ連絡するための基本情報(電話番号,住所など)の登録内容確認, 変更事項などの入力ができる。引っ越しなどの場合は、後から変更できる。
- コア科目の再試験や追レポートなどの連絡が行くことがある
- 最初のアクセスで、基本情報を入力しないと履修登録に進めない
- 履修登録については登録画面を見せて説明
- 作業が終わったら必ずログアウトする
先輩からのアドバイス: †
- 登録間違いがあると困るので、必ずプリントアウトして保存する。システムのバグにクレームをつける証拠にもなる。
- 授業によっては、本来あるべきカテゴリーの中に見つからないものがあるかも知れない。そういう場合は、土曜日や集中授業の方を探してみる。
- 分からないことがあったら学生部・教務課・教務情報係(043-290-2170)に尋ねる。
留意事項 †
- この登録は、履修案内などに記載されている一部事項についてのチェックを行うことができない。そのため、登録内容を履修要項などに基づいて、必ずチェックすること
「ログインできない」、「パスワードを忘れた」 †
- 教育用端末にログインできない、統合メールにログインできない場合
- 履修登録システムのパスワードを忘れた
- 生物学科学生の場合、理学部の学部窓口または、普遍教育実施係(総合校舎A号館1階)
- 注意:問い合わせには本人確認が必要。学生証を持って窓口に行くこと
もう一度言います。
- ▲パスワードやメールアドレスは決して忘れないように!!▲
教育用端末の設置場所一覧(西千葉地区のみ) †
電子メールの利用 †
アクセスとログイン †
ログアウト †
- 統合メールの利用を終了するときは、必ずログアウトする。
基本操作 †
ほとんどの操作は、直観的に理解できると思う。
- メールホーム: アナウンス画面
- メール受信: 新しく受信したメール一覧
- メール作成: 新しいメールを作成する
- オプション: プロフィールや様々な設定を変更する
- 注意:メール振り分け・迷惑メール対策
- 迷惑メールフィルタで自動的にスパムメールを検出してくれるが、学習する前はスパムメールで無いものをスパムとしてしまうことがあるので注意。
- 通知版: 学内情報の通知版
- メーリングリスト: 利用できるメーリングリストの一覧
- ログアウト
電子メールの便利さとトラブル †
電子メールはとっても便利。でも、使い方を誤ると、思わぬトラブルが。。。
- 便利さ:簡単に送信できる、早く届く、簡単にコピーできる、同じ文章を同時に何人にも送れる
- トラブル:誤送信、私信に対するデリカシーの欠如
- 事例
- 不十分な内容のメールなのに、つい、送信ボタンをクリックしてしまった。。。
- メーリングリストにラブレターを送信してしまった。。。
- 上司への不平を友達に送ったつもりが、つい間違えて、上司本人に送ってしまった
- 受け取ったメッセージを残して返信するときに、CCで他の人にも送ってしまった
- その他、メールアドレスの仕組み、メールとウィルス、インターネットメールと携帯メールの違いなど【p6-7参照】
電子メールによるコミュニケーション †
○良い電子メールの書き方
メールを作成する上で、気をつけておくべき事項を整理しておこう。
- 閑話休題:昔から「手紙の書き方」的なお作法の本は数多くかかれている。敬語の使い方とか、季語の使い方とか、いろいろ。電子メールにはそれほど厳しい制限はないし、書簡のお作法どうりに書いていると、「ムダ」と感じられることもあるのだが、送信相手との関係に応じて、最低限のお作法はやはり必要。
- ヘッダ部分の情報
- アドレス:ソフトにもよるけど、TADASHI KAJITA < > などという方式が多い。前半の部分は相手が設定したものである場合が多いが、自分のソフトのアドレス帳に登録しておくこともできる
- CcとBcc
- 便利だけど使い方によってはトラブルが起きる
- Ccにアドレスを書かれた人は、基本的にはコミュニケーションに直接参加しなくても良い第3者。たとえば、私があなたとこういうやりとりをしたということを、トラブル防止のために、上司にも知っておいてほしいなという時に、Ccで上司にメールを送る。Ccで届いたメールはちゃんと読まれないかも知れないし、読まれるかも知れない。人によって解釈はさまざまなので、ちゃんと読ませたい大事なメールはToで送るべき。
- また、個人同士のメール内容を引用して返信するとき、Ccでこれまでのやりとりに参加していない第3者にメールを送ると、もとメールの発信者が困ることがある。
- 個人のメールアドレスをToやCcに書いて第3者に送ると、メールを受け取った全員が、そのアドレスを知ることになる。
Bccは使い方のルールにコンセンサスが無いので、よほどの場合で無いと使わない方が良い。Bccで送ってメールを他の人へのメールで引用されるなど、トラブルにつながりうる。
- 教員特有の事例かもしれないが、学生からは携帯からのメールが届くことも多い。そのクラス全員にメールを送る必要があるときは、なるべく、メールアドレス全てをBccに書き込むようにしている。
- 主題(Subject)
- 主題は無くても届くけど、必ず書くこと。内容を簡潔に表すものが望ましい。**主題にはセンスの良さが現れる**。変な主題を使っていると、スパムメールと思われて捨てられちゃうかも。
- ヘッダの例: メールソフトでヘッダを詳細表示させると、以下のような情報が得られる。ここには、メールがいつ、どのような経路をたどって自分に届いたか、詳細が書かれている。
用語解説:ヘッダ(メールヘッダ)
電子メールの本文以外の場所、つまり、アドレス、件名、
作成日、ccアドレス、メールの配達経路(受信メール)などの情報
例:前回のレポートメール
Status: R
Return-Path: <XXXXXX@students.chibax-u.mp>
X-Original-To: YYYY@faculty.chibax-u.mp
Delivered-To: YYYYYY@chibax-u.mp
Received: from cuvirus3.chibax-u.mp (cuvirus3 [192.64.3.43])by
cupbox1.chibax-u.mp (Postfix) with ESMTP id C26D1738D7for
<YYYY@faculty.chibax-u.mp>; Thu, 20 Apr 2006 17:41:43 +0900 (JST)
Received: from cuvirus3.chibax-u.mp (localhost.localdomain
[127.0.0.1])by localhost.chibax-u.mp (Postfix) with ESMTP id
A4896C5BBAfor <YYYY@faculty.chibax-u.mp>; Thu, 20 Apr 2006 17:41:43 +0900 (JST)
Received: from students.chibax-u.mp (cuacmsrv3 [192.64.3.23])by
cuvirus3.chibax-u.mp (Postfix) with SMTP id 83C3FC5BB7for
<YYYY@faculty.chibax-u.mp>; Thu, 20 Apr 2006 17:41:43 +0900 (JST)
From: <XXXXXX@students.chibax-u.mp>
To: YYYY@faculty.chibax-u.mp
Subject: 情報処理02(XXXXXX)
Date: Thu, 20 Apr 2006 17:41:43 +0900 (JST)
MIME-Version: 1.0
X-Priority: 3
X-Mailer: Active! mail 2003
Message-ID: <20060420174143.23D91295@students.chibax-u.mp>
Content-Type: Multipart/Mixed;boundary=-----P05Q.PING3YQLZ96662ONY14BTEZD7.
Status: RO
- 本文
- 1行の長さは、引用符(>)で引用されることを考えると、70文字程度が適当。多くのソフトは自動的にそろえてくれる
- 機種依存文字を使わない:全角ローマ数字や、全角○で囲まれた数字などは、機種によってはただしく表示されない。
- &ref(): File not found: "機種依存.gif" at page "授業/H20/情報処理/01";
- よほど親しい相手とのやりとりで無い限り、相手の名前、自分の名前を本文中に書くのはエチケット。
- 現在、スパムメールが氾濫している。「自分の名前が本文に入っていないメールは削除」などのルールをメールソフトに設定しておくと、スパムメールをかなり排除できる。
課題をやる前に †
これだけは覚えておこう!
文字や画像のコピー(ctrl+C)と貼り付け(ペースト)(ctrl+V)
画面上部のメニューバーから表示させてもいいけれど、ショートカットキー(ctrl+C: コントロールキーとCを同時に押す、ctrl+V:コントロールキーとVを同時に押す)を覚えれば、コピーペーストは自由自在に出来ます!
第1回授業の復習課題・予習課題 †
- 復習課題:統合メールの自分のアドレスを用いて、下のアンケートへの答えを、 に送信して下さい。
- 予習課題:また、下のアンケートの一番下の2つの質問への答えを書き込んでください。
- なお、以下の指定事項は必ず守ってください。
- 件名は 情報処理01(学生証番号) にすること
- 操作: 下のアンケートをコピーして、メールの本文にペーストし、それぞれの質問に対する答えを記入すること
- 答えは必ず、各項目の":"の後に記入すること。参考までに()内に選択肢を挙げておきましたが、答えは自由な形式で記入して貰って構いません。今後の授業方針を決定するのに使うので、なるべく詳しく書いてください。
- 提出期限:4月21日月曜正午
氏名:
学生証番号:
コンピュータは好きですか・嫌いですか?(好き、嫌い、どちらでもない、好きになりたい):
コンピュータのどんなところが好きで、どんなところが苦手ですか?:
自分でパソコンを持ってますか?機種は何ですか?(WinXP, WinVista, Mac, Linux,ノート,デスクトップ,持っていない):
パソコンを使う頻度を答えてください(毎日・週一など):
パソコンでインターネットを利用する頻度を答えてください(毎日・週一など):
パソコンではどのような電子メールを使っていますか?(ウェブメール,POP,わからない,Eudora,使っていない):
キーボードからの文字入力はどのくらいできますか(タッチタイピング、普通に打てる、得意じゃない、きらい):
ワープロソフトは何を使っていますか?(MSWord, 一太郎、その他、使っていない):
表計算ソフトは何を使っていますか?(Excel, Lotus, その他、使っていない):
データベースソフトは使っているますか?:(Access, File Maker, 使っていない)
テキストエディタは使っていますか?(秀丸, Mifes, 使っていない)
ホームページはもっていますか?(持っている、持っていない、可能ならURL):
ブログはもっていますか?(持っている、持っていない、可能ならURL):
Mixiやその他のSNSは利用していますか?(利用している、利用していない):
iPodを持っていますか?(持っている、持っていない):
正規表現を使ったことはありますか?(ある、無い、そんなもの知らない):
HTMLファイルを編集したことはありますか?(ある、無い、わからない):
プログラミングをしたことはありますか?(C, C++, Basic, Perl, PHP, Awk、したことがない):
ウィルス対策ソフトをは何を使っていますか(VirusBuster, Macafee, Avast、使っていない):
何らかの情報処理技術者資格を持っていますか?(持っている(級も答えてください)、持っていない):
Unix系の操作をしたことがありますか?(ある、無い、そんなもの知らない):
コンピュータの基礎の基礎についての補習(授業終了後30分ぐらい)を受けられるとしたら受講を希望しますか?:
この講義でどのような事を学びたいですか?:
講義の進め方について意見や要望があったら書いてください:
【予習課題】下の(1)と(2)には同じ言葉が書かれていますが、データの質は全く異なります。違いを説明しなさい:
(1) 情報処理の世界にようこそ! (2)
- 評価ポイント:
- 指示に従って答えを記入し、正しくメールを送れているか
- 全ての項目に答えているかどうか
- 予習課題の説明が正しいかどうか
ログオフ、シャットダウン †
- 作業が終わったら、スタートメニューからシャットダウンを選ぶ。