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あのテーマをもう一度:

プレゼンテーションについてのコメント

いずれの班も初めてのプレゼンを、工夫しながら作ってくれていました。それぞれになかなか面白い点がありましたが、プレゼンの構成をちょっと帰るだけでもっと面白くなるのになという感想も持ちました。多くの班に共通して言えることを1点だけ挙げておきます。

メッセージの重要性

プレゼンテーションで聴衆に何を伝えたいか(これを「メッセージ」と呼びます)が最重要ポイントです。しかも、与えられた9分という時間の中で、発表者のメッセージの意味や面白さまでを伝え切らなくてはなりません。卒研発表や学会発表では、「どんな研究をして、どんな発見をしたか」がメッセージになるので、プレゼンテーションは「背景・目的・方法・結果・考察」のように定式化されています。今回の2班の発表はこれに近いので、メッセージが伝わりやすかったと思います。それに対して他の班は、自分たちが行ったプロジェクトで分かったことを淡々と発表している印象が拭えませんでした。もう少しプレゼンの構成を変えるだけで、メッセージはもっと伝わりやすくなると思います。

Q: SQLiteって、どんな場面で役に立つのですか?

A: 2つ以上の大きな表を比較しなければならないとき、役に立ちます。

授業では名簿と成績表という2つの表を結びつける操作で、データベースの使用例を学びました。この例では、

沢山のデータが入った、2つの大きなデータの集まり(表)がある
2つを比較したいのだけど、一つ一つを目で見て比較するのは面倒

という場合です。実際のケースとしては、次のような場合があるでしょう。

たぶん、データベースシステムは、大量のデータを相手にするとき以外は必要ではありません。単純で少量のデータなら、エクセルで済んでしまいます。でも、おそらく皆さんは、これから先、大量のデータを扱うことになります。そんなとき、

データ数が多すぎて比較が面倒すぎる → エクセルでは無理 → あきらめ

ではなく、

データ数が多すぎて比較が面倒すぎる → データベースを利用する → 解決

という方向があることを覚えておいてください。