*Wordによる文書作成 [#q0b8353b]

#contents

**前回課題の総評: [#jf0414b7]
-並べ替えと集計をしないと分からない項目については、全員ができていた。
-復習課題のエクセルグラフ作成。基本的には2つの系列を1つのグラフに入れて見やすく表現してあれば良い。ほとんどのグラフはそうなっていたので、いずれも満点。時系列を逆順に並べたもの、グラフを2つ作成したものなどはそれに応じて減点してある。~
ただし、課題で間違うことはあまり悔やまないで欲しい。自分が理解しきっていなかった点が分かったのだから、今日の授業でその点に注意して聞いて、習得すれば良い。。

**第6回授業の獲得目標:&worried; [#d6bd7f4a]
-1. エクセルによるデータの並び替え・集計・グラフ作成に習熟する
-2.  正規表現:後方参照に挑戦する
-3.  Wordを使った文書作成を習得する
-4.  Winshotを使った画像の切り取り

**エクセルによるデータの並び替え・集計・グラフ作成に習熟:課題データを用いて⌣ [#t6954a5a]
前回の課題は、[[厚生労働省統計表データベースシステム>http://wwwdbtk.mhlw.go.jp/toukei/cgi/sse_kensaku]]で公開されている、「1C 上巻 死亡 第5.12表_  	死因年次推移分類別にみた性別死亡数・率(人口10万対)」の表から1986年以降の男女別死亡数のみ抜粋した表(&ref(授業/H20/情報処理/05/2008_情報#05課題.xls);)を使って次の操作を行うことだった。ほぼ全員ができていたが、アンケートの中でも集計にまだ不安があるという人がいたので、1つ1つについておさらいをする。~
この説明はもう聞く必要がないという人は、次の正規表現のところを読んで、練習問題をやっておいて欲しい。
-問1:表の中で、心疾患による死亡数が最も多いのは、どちらの性別の何年のデータですか?(ヒント:どれか1つの列をキーにして並べ替え)
-問2:男女それぞれについて、肺炎に死亡数の総計を集計して答えなさい。(ヒント:どれか2つのキーで並べ替えてから集計)
-問3:肺炎による男女それぞれの死亡者数の1986年から2006年までの推移をグラフにする。

***セルの操作には関数を使おう! [#i9f4b70a]
エクセルには'関数'という便利な機能がある。たとえば、前々回の授業で使ったSUM()という関数は、()の範囲のセル中の値を合計してくれる。その他にも平均を出したければAVERAGE()という関数を使えばいいし、文字列の一部を抜き出したければLEFT()等の関数が使える。いろんな関数とその使い方は、ヘルプファイルに書かれているので見ておこう。


**今日の正規表現:後方参照への挑戦⌣ [#q59b6b79]
これまでに基本的な正規表現の使い方をマスターした。今日は1つ上のレベルの正規表現「後方参照」にチャレンジしてみよう。K2Editorのヘルプで後方参照に関する項目を見てみると、次のように書かれている。
 後方参照
 正規表現の中で()を使ってグループ化された部分にマッチ文字列は、 \1,\2などの表現で、
 再度正規表現の中に埋め込むことが可能です。 
 \の後ろに続く数字は、何番目のグルーピングされた文字列かを示します。 
 たとえば、(\w+)[ ]+\1 は "ABC ABC"や"ppp ppp"に対してマッチしますが、 
 "ABC ppp"にはマッチしません。 
 \の後ろに続く数字には制限はありません。ただし、1〜9までは常に後方参照と解されますが、
  \10以降は、その後方参照に対応するグループがない場合は、8進数のコントロール文字と
 解されますので注意が必要です。 
 また、本当に一桁の8進数のコントロール文字を書く場合には、 \001などという風に書きましょう。 
 (K2Editorのヘルプファイルから後方参照の部分を抜粋)
ちょっと分かりにくいかも知れないが、半角の
 ()
の中で指定したパターンにマッチした文字列を、
 ¥1
などという記号を使うことで、呼び出すことができるということだ。~
次のような例を使って考えると、理解しやすいかもしれない。~
&ref(./#06_1.gif,40%);~
K2Editorで実際に試してみよう
 テキストデータ  A9JA49K6
 ・AかKの次の1文字を削除
   検索文字列 ([AK]).
   置換文字列 ¥1
 ・Aに続く1文字とAの順序入れ替え
   検索文字列 (A)(.)
   置換文字列 ¥2¥1

&ref(./#06_2.gif,40%);~
***練習:日付データの形式変更 [#b5cfa247]
下に友達の誕生日リストが月、日、年の順で書かれている。
 April 29, 1984
 March 20, 1987
 September 23, 1980	
 December 23, 1982
 February 11, 1984
 January 1, 1999
 May 3, 1988
 May 4, 1993
 May 5, 1987
 November 23, 1985
 November 3, 1994
-このリストを正規表現検索置換を使って、
++年・月・日の順(例:1984 April 29)に並び替えなさい
++日、月、年の順(例:29 April, 1984)に並び替えなさい
--この課題が簡単すぎて暇をもてあました人は、エクセルを使って同じことをやってみよう
--この課題が簡単すぎて暇をもてあました人は、エクセルを使って同じことをやってみよう(この場合は実はエクセルの方が簡単)
-解答例
 検索文字列:([A-Za-z]+) ([0-9]+), ([0-9]+)
 置換文字列:¥3 ¥2 ¥1
  あるいは
 検索文字列:^([^ ]+) ([^ ]+), ([^ ]+)$
 置換文字列:¥3 ¥2 ¥1
--補足:授業で2番目の例がうまく行かなかったのは、([^ ]+)(意味:空白以外の1回以上の連続)が改行を含んでしまっていたため。上の解答例では最後に$をつけることで、1行ずつの処理であることを示している。

 
**文章作成の標準ソフトウェア:Microsoft Word⌣ [#tdf5fad9]
最初のアンケート調査でも多くの人がWordの使い方を知りたいと書いていた。MS Wordは現実的にパソコン上で動くワープロの標準ソフトになっているし、多くの人は、レポート作成を意識して使い方を知りたいと思っているのだろう。そこで、今回の授業では、Wordを使って文書を作る方法を解説する。

***ワープロ原稿に既存の画像を貼り付けるための便利ツール:WinShot⌣ [#hb466957]
WinShotというソフトウェアをダウンロードして、インストールしておこう。パソコン画面の保存・印刷等を行うことができる、とても便利なスクリーンキャプチャソフト。ウェブページからの画像の取り込みや、モニタに表示されている情報をそのまま画像として扱えるので、レポートの中に画像を添付したいときなど、とても便利。下のURLからダウンロードして、インストール。~
WinShotというソフトウェアをダウンロードして、インストールしておこう。パソコン画面の保存・印刷等を行うことができる、とても便利なスクリーンキャプチャソフト。ウェブページからの画像の取り込みや、モニタに表示されている情報をそのまま画像として扱えるので、レポートの中に画像を添付したいときなど、とても便利。下のURLから''LZH版''をダウンロードして、解凍する。~
http://www.woodybells.com/winshot.html
-授業で使っている教育用計算機システムでは、どんなソフトウェアでも自由にインストールできるわけでは無い。通常のWindowsシステムでプログラムがインストールされる"Program Files"フォルダには、このシステムではインストールできない。そこで、http://www.woodybells.com/softs/ws153.lzhをダウンロードしたら、デスクトップに保存すること。ws153.lzhをダブルクリックして新しいフォルダ ws153 ができていれば成功。

***Wordを使ってできる「読みやすい」レポート【p.87-102参照】 [#jb14845b]
&size(14){あなたのメッセージを分かりやすく相手に伝えるために、Wordを使ってできる限りのことをしよう};

採点者は、たくさんのレポートに目を通さなければならない。そんなとき、読みやすいレポートがあると、良い点をつけたくなる。自分の主張を採点者に少しでも分かってもらうためには、ワープロを使ってできる限り読みやすくしたいもの。では、どんなレポートが読みやすいか、いくつか列挙しておこう。
-2頁以上あるようなレポートには表紙をつける。10頁以上になるようなら、目次をつける。
-どのようなレポートを求められているのかを十分理解する。「簡潔な説明」を求められている場合もあるし、「詳細な証拠を用いた論述」を求められている場合もある。趣旨に応じた長さのレポートにする(不要なデータを加えて無理矢理長さを伸ばすのはだめ)
-2頁以上あるようなレポートには表紙をつける。10頁以上になるようなら、目次をつける。(&color(,yellow){※};表紙や目次の要・不要は担当教員によっても違うので、確認すること)
-学籍番号、氏名は必ず書く
-最初に摘要や要旨を作る。短い文章で伝えられる主張ほど、わかりやすい。
-見出しを使う。それによって、そのセクションで自分が主張したいことの種類や内容を、相手に簡単に伝えることができる
-なるべく読みやすい文字やレイアウトを用いる
--フォントの大きさ、フォントの種類、色遣いなどに気を遣う
--その他、指示された項目には必ず従う。以前に紹介した、[[「レポート」に関する注意>http://bean.bio.chiba-u.jp/lab/index.php?%E6%8E%88%E6%A5%AD%2FH19%2F%E6%83%85%E5%A0%B1%E5%87%A6%E7%90%86%2F03#icf89026]]をもう一度見ておこう。
--では、レポート作成のサンプルファイルとして、&ref(授業/H18/情報処理/07/report_example.doc);をダウンロードしよう。

***実際の手順: [#d195d4ac]
+Wordを起動する
+長いレポートなら、表紙を作る
+長いレポートなら、表紙を作る(※短いレポートなら不要。省資源にもなる)
--[[千葉大のホームページ>http://www.chiba-u.ac.jp/general/]]から、千葉大のロゴマークをコピーして、表紙に貼ってみよう。ウェブページの画像はコピー・ペーストでワード文書に貼り付けることができる
+++千葉大ロゴを右クリックして「画像をコピー」
+++ワードのページにペースト
--タイトル、学籍番号、氏名、提出日を入力
--メニューバーの「挿入/改ページ」で、文書の最後にページ区切りを挿入
--タイトル関係の文字を選択し、センタリング(中央揃え)
--学籍番号等の情報を選択し、ルーラーで右寄せ
+本文に文章を書き込む
--長くなる場合は、「要旨(摘要)、本論、結論、引用文献」とか、「要旨、序論、材料と方法、結果、考察、引用文献」とか、最初に構成を決めておくと書きやすくなる
+''ページ番号(ヘッダー・フッター)を作成''
--メニューバーの「表示/ヘッダー・フッター」でフッターに頁番号を入れる
---ツールバーの「#」をクリックすると頁番号が入る
---「頁番号の書式指定」を選んで、「1ページだけ別指定」、「開始番号」を0にする
---文字の大きさや書体を見やすいように整える
+表の作成は罫線ツールバーで
+図の作成は描画ツールバーで
+''WinShotを使って、論文から図を切り取ってきて証拠に使う''
--クジラとカバに近縁であることを示した論文を見る。[[Nikaido et al,1999, PNAS>http://www.pnas.org/cgi/content/full/96/18/10261]]
--クジラとカバの関係を示した系統樹を表示させる
--デスクトップに移動し、WinShotを起動
--クジラとカバの系統樹に戻り、画面右下のタスクトレイに入っているWinShotアイコンを右クリック。「クリップボードにコピー/矩形選択」を選ぶ
---クリップボードは画像や文字データを一時的に保存しておく場所。コピーされたり、切り取られたデータはクリップボードに置かれる
--画面から切り取りたい部分をマウスのドラッグで選択し、最後にクリック。これで画像がコピーされた
--Wordの書類に行きペースト
--画像を右クリックし、レイアウトで、文字と画像の関係(背面、全面、回り込みなど)を調整する
--図には必ず番号とレジェンド(説明)をつける。引用もとも明示する。
+引用文献はおろそかにしないこと
--レポートの中で、他人の意見と自分の意見を区別するのはとても大切。他人の意見(つまり、そういう意見があるという事実)は、文章の後の()内に文献を引用しておくことで、その意見がいつ、誰が、どの雑誌に発表した意見であるかを示すことができる。つまり、文献引用することで、「そういうことが言われた事実があるということ」証拠を示している。レポートの場合は、そういう、文献データ(事実)を証拠として、なんらかの結論を導き出し、自分の意見として提出することが求められている。
+''引用文献を証拠に使って、相手を納得させよう''
--レポートの中で、他人の意見と自分の意見を区別するのはとても大切。他人の意見(つまり、そういう意見があるという事実)は、文章の後の()内に文献を引用しておくことで、その意見がいつ、誰が、どの雑誌に発表した意見であるかを示すことができる。つまり、文献引用することで、「そういうことが言われた事実があるということ」証拠を示している。レポートの場合は、そういう、文献データ(事実)を証拠として、なんらかの結論を導き出し、自分の意見として提出することが求められている。目指したいところは、
 いろんな証拠を使って、自分の意見ややったことを相手に納得させること!

***ツールバーのカスタマイズ [#i6b22389]
よく使う項目をツールバーにまとめておくと、操作が非常に楽になる。
#ref(授業/H18/情報処理/07/06060104.gif,50%)
-常にツールバーに表示されていると便利な項目
--書式のコピー・ペースト
--太字・斜体・下線・上付き文字・下付き文字・書式設定・罫線・書式・ズーム・フォント・サイズ・文字を大きく・文字を小さく・文字色・蛍光ペン

***初期設定で余分な機能をオフ [#s8c83a25]
ワードの初期設定では、行頭の英文字が勝手に大文字になったり、箇条書きリストを作ると勝手に番号がついたりする。オートコレクトなどの機能はデフォルトでオンになっているので、必要がなければオフにしておく。

**レポート作成の操作例: [#od6d33c6]
-植物分類野外実習という実習で次のような課題が出たとして、レポート作成の操作を実際に一緒にやってみよう。
 野外実習のレポートを提出。観察した植物の学名リストと、注目した植物の観察結果は必ず提出すること。

-Wordを立ち上げる(新規ページが開く)
+表紙の作成
--タイトル、学籍番号、氏名、提出日を入力
 植物分類野外実習レポート
 07s4099
 東浪見花子
 2007年5月31日
--【操作】
--- &ref(授業/H19/情報処理/07/Untitled-5.gif);などのアイコンをクリックして操作
--タイトル関係の文字を目立つ大きさ・書体にし、センタリング(中央揃え)
--学籍番号等の情報を選択し、ルーラーで右の方に寄せる(文字の配置自身は左寄せ)
--日付をセンタリング
---[[千葉大のホームページ>http://www.chiba-u.ac.jp/general/]]から、千葉大のロゴマークをコピーして、表紙に貼ってもよい
--メニューバーの「挿入/改ページ」で、文書の最後にページ区切りを挿入
+2ページ目にレポートの構成を書き込む
 はじめに
 
 目次
 
 1.実習場所と実施日
 2.観察植物リスト
   ・リストの作成方法
   ・作成したリスト
 3.注目した植物の観察結果
   1.
   2.
 おわりに
 
 参考文献
---注:レポートの例に合わせて、構成の見出しを前回の説明と変えてある
--上の囲みの中をコピーして文書にペースト
--それぞれの見出し行をダブルクリックして選択し、アイコンのフォント指定&ref(授業/H19/情報処理/07/Untitled-6.gif);で「フォント:MSPゴシック 16ポイント」に設定する
---下位の見出しの文字は14ポイントぐらいにする。斜体にするなどしてもよい
---書式は「書式のコピー・ペースト」&ref(授業/H19/情報処理/07/Untitled-2.gif);で簡単に行える
---慣れてきたら、よく使う書式は「スタイル」に登録しておくと便利
--ページの下の方に頁番号をつける
---メニューバーの「挿入/ページ番号」をクリックする。その際、表紙には頁番号を入れたくないので、「最初のページに頁番号を挿入する」チェックボクスをオフにする
---2ページ目の下に「2」という数字が表示されている。これをダブルクリックするとフッター(ページ下部に共通して表示させる文字)が編集できる。「頁番号の書式指定」を選んで、「開始番号」を0にする
---頁番号の文字を選択し、「Times New Roman  10 ポイント」にする
---終わったら「閉じる」
+表の作成
--「表の作成」アイコン&ref(授業/H19/情報処理/07/Untitled-3.gif);をクリックして、目的とする表の行数・列数をマウスのドラッグで指定する。
--エクセルで表を作っておき、コピー・ペーストするのも簡単
--表の罫線の書式は「罫線」のアイコン&ref(授業/H19/情報処理/07/Untitled-4.gif);をクリックして行う。
+図の作成
--描画ツールバーを表示させる。「メニューバー/表示/ツールバー/図形描画」
--いろんな図を利用できる → Power Pointの作業と共通する部分が多いので、そちらで解説。

***応用例:実例を用いた解説 [#x8017bc7]
-植物リスト作成:YListの植物リスト作成機能を利用する
--YListの詳細検索画面にアクセス
---http://bean.bio.chiba-u.jp/bgplants/ylist_srch_fine.html
---検索範囲で「全データ」をチェックして、「一括検索・学名付き種名リストの自動作成」のウィンドウに、全角文字・カタカナ書きの植物種名リストをペーストする。(注:園芸品種はデータベースに入っていない)
 トウゲシバ
 ハチジョウベニシダ
 ベニシダ
 スギナ
 ソテツ
 イチョウ
 ドクダミ
 オニグルミ
 ハンノキ
---検索結果をコピーしてK2Editorにペースト。
 Lycopodiaceae ヒカゲノカズラ科
 Huperzia serrata (Thunb.) Trevis.  トウゲシバ 広義 
 
 Equisetaceae トクサ科
 Equisetum arvense L.  スギナ 標準 
 
 Dryopteridaceae オシダ科
 Dryopteris caudipinna Nakai  ハチジョウベニシダ 標準 
 
 Dryopteris erythrosora (D.C.Eaton) Kuntze  ベニシダ 標準 
 
 Ginkgoaceae イチョウ科
 Ginkgo biloba L.  イチョウ 標準 
 
 Cycadaceae ソテツ科
 Cycas revoluta Thunb.  ソテツ 標準 
 
 Juglandaceae クルミ科
 Juglans mandshurica Maxim. var. sieboldiana (Maxim.) Makino  オニグルミ 標準 
 
 Betulaceae カバノキ科
 Alnus japonica (Thunb.) Steud.  ハンノキ 標準 
 
 Saururaceae ドクダミ科
 Houttuynia cordata Thunb.  ドクダミ 標準 

---「標準」や「広義」などの不要な文字を削除。指定されている形式に合うように、正規表現検索、置換を行う。
~もしも、
|科名(和名)|科名(学名)|種名(和名)|種名(学名)|
|ヒカゲノカズラ科|Lycopodiaceae|トウゲシバ|Huperzia serrata (Thunb.) Trevis.|
というような表を求められているのなら、まず、科の和名、科名、和名、学名という項目ごとにタブで区切る
 ・科名と種名が2行になっているので1行にする
   検索文字: 科¥n  置換文字: 科¥t  (科の後の改行を削除してタブに変換)
 ・項目毎に全角のスペース「 」で区切られているので、全てタブに変換
   検索文字:  (←このに全角のスペースが1つ入っている)  置換文字: ¥t
 ・データの間に1行余分な空白行があるので削除
   検索文字: ¥n¥n 置換文字: ¥n
---エクセルにペーストすると、同じ科に2つの植物がある場合は、カラムが揃っていないので、カット・ペースト、コピー・ペーストで修正
 Dryopteridaceae	オシダ科	 Dryopteris caudipinna Nakai	 ハチジョウベニシダ		
 Dryopteris erythrosora (D.C.Eaton) Kuntze	 ベニシダ (←このデータ全体を 右に2カラム移動)
---エクセルで列の順番をカット・挿入で入れ替えれて、「シダ植物」、「裸子植物」、「被子植物」などの行を挿入して、必要に応じて番号をつけるとか、見出しをつけるなどすればできあがり
||シダ植物||||
|1|ヒカゲノカズラ科|Lycopodiaceae|トウゲシバ|Huperzia serrata (Thunb.) Trevis.|
|2|トクサ科|Equisetaceae|スギナ|Equisetum arvense L.|
|3|オシダ科|Dryopteridaceae|ハチジョウベニシダ|Dryopteris caudipinna Nakai|
|4|オシダ科|Dryopteridaceae|ベニシダ|Dryopteris erythrosora (D.C.Eaton) Kuntze|
||裸子植物||||
|5|イチョウ科|Ginkgoaceae|イチョウ|Ginkgo biloba L.|
|6|ソテツ科|Cycadaceae|ソテツ|Cycas revoluta Thunb.|
||被子植物||||
|7|クルミ科|Juglandaceae|オニグルミ|Juglans mandshurica Maxim. var. &br; sieboldiana (Maxim.) Makino|
|8|カバノキ科|Betulaceae|ハンノキ|Alnus japonica (Thunb.) Steud.|
|9|ドクダミ科|Saururaceae|ドクダミ|Houttuynia cordata Thunb.|
---エクセルからワードにペーストして、文字の大きさなどの書式を必要に応じて整える
---リスト作成の方法のところで、「YListを利用した」と書いて、参考文献にYListのURLを挙げておけば文句なし!&size(10){(...自分で学名を一つ一つ調べることを目的にした実習だと、来年から、「YListの利用を禁止します」なんていう指定があるかも知れないけれど。。。)};

-画像データ(デジカメ画像)の添付と解説の付け方
~このレポートの例では、自分で観察した結果を、写真付き解説文にして提出することが求められている。こういう場合も、Winshotを利用してワードに画像を添付して、解説文を書くのが便利(下の例)。~
&ref(授業/H19/情報処理/07/Untitled-7.gif,80%);
-【画像ファイルの操作】
--観察した植物の画像(デジカメ画像)を準備する。右の画像ファイルを自分で撮影した植物の画像だとして、説明を続ける。(例:[[Deutzia.jpg>http://bean.bio.chiba-u.jp/lab/index.php?plugin=attach&pcmd=open&file=Deutzia.jpg&refer=%E6%8E%88%E6%A5%AD%2FH19%2F%E6%83%85%E5%A0%B1%E5%87%A6%E7%90%86%2F07]]を右クリックしてダウンロードする。)
--撮影した写真をダブルクリックすると、プレビューか何かのソフトで画像が表示される。使っているコンピュータで、どういう画像編集ソフトを利用しているかによって、開き方が違う。
--開いたら、画像の拡大・縮小機能でじっさいに使いたい大きさよりも少し大きめにしておく。
--WinShotで「クリップボードにコピー/矩形範囲選択」を選び、提出用に使いたい範囲を選択する。

-【Wordでの操作:本文内への図の挿入】
--WinShotでクリップボードにコピーした画像データを、Wordのページに貼り付ける
---もし、画面に「図」のツールバー&ref(授業/H19/情報処理/07/zu_tool.gif);が出ていなかったら、「表示/ツールバー/図」で表示させる。
--貼り付けた図をクリックして選択したら、「図」ツールバーから「テキストの折り返しアイコン」&ref(授業/H19/情報処理/07/Untitled-1.gif);をクリックして、「四角」を選ぶ。
--図の大きさを適当に変更しながら、説明文を入力する。
 図の大きさを変えるときには、Shiftキーを押しながら図の4角の白四角をドラッグすると、
 縦横の比率が保たれたまま図を拡大・縮小できる

**プロジェクト関係の相談 [#t6f2ce6b]
 7月17日の授業では、班ごとで作業するプロジェクトの成果をPowerPointで発表してもらいます。来週の授業までに、プロジェクトごとの班分けとテーマを決定し各班のプロジェクトタイトル、メンバー、リーダー(連絡担当者)を決めて下さい。来週の課題では、各プロジェクトごとに企画書をWordで作成して提出してもらいます。

**第6回授業の課題 [#r7a9b17a]
-提出期限:5月26日月曜正午
***課題1.意見調査 [#z0a97478]
+&size(16){http://bean.bio.chiba-u.jp/joho/index.php?joho20 に、「自分のID」/06 という新しいページを作成し、下の囲みの中にあるアンケートをコピー・ペーストして、「回答:」の後に答えを書き込むこと。};
-手順
++画面の上の方にある〔 新規 〕をクリック
++ページ名を尋ねる入力スペースが表示されるので、半角英数字で、ドット・スラッシュ・0・6を下のように入力
 ./06
++下の囲みの中をコピー・ペーストし、回答や答えを書き込む
 *第6回授業・基本課題 
 **氏名:
 **課題への回答
 -今日の授業の進み方は?(はやい、丁度いい、おそい)
 --回答:
 -今日の授業の難しさはどう感じましたか(簡単 丁度いい 難しい):
 --回答:
 -難しいと答えた人は、特にどの点が難しかったですか?:
 --回答:
 -今日の授業は(分かった 半分ぐらいは分かった 分からなかった):
 --回答:
 -分からないと答えた人は、特にどの点が分からなかったですか?:
 --回答:
 -今日の講義で分からなかった用語があったら挙げてください:
 --回答:
 -授業に関する要望・質問があったらなんでもどうぞ:
 --回答:
 -課題2: 画像データの提出(下のファイル名を添付したファイル名と同じにすること。全角・半角に注意)~
  &ref(./08s40XX.JPG);
 -課題3: 画像データの提出(下のファイル名を添付したファイル名と同じにすること。全角・半角に注意)~
 &ref(./08s40XX.JPG);

***課題2. 復習 [#m9830582]
内容:上で作成したような仮想レポート(表紙、目次、見出し、文献、図版、キャプション)を
内容:上で作成したような仮想レポート(表紙、目次、見出のみやすさを工夫、ページ番号はつけること)を
 学籍番号.doc
というファイル名で保存して、メールの添付書類として &ref(授業/tk.gif);に送信しなさいなお、メールの件名は
というファイル名で保存して、メールの添付書類として &ref(授業/tk.gif);に送信しなさい。なお、メールの件名は
 情報処理06(学籍番号)
とすること。内容は架空のもので構いません(2,3ページ)。ワードの機能を利用して、いかに見やすく作成してあるかが評価のポイントです。

***課題3.復習 [#s881ae57]
内容: WinShotで切り取った画像にWordでキャプションをつけて、さらにもう一度WinShotで切り取ってJPEG形式でセーブし、自分のウェブページに貼り付ける。
***課題3.予習[#hc7c9d87]
内容: WinShotで切り取った画像にWordでキャプションをつけて、さらにもう一度WinShotで切り取ってJPEG形式でセーブし、自分のウェブページに貼り付ける(添付する)。
-WordとWinShotによる文字データと画像データの扱いに慣れることが目的。
--WinShotでJPEG保存・矩形選択を選ぶと、ws153というフォルダに「WS000001.JPG」などという名前でファイルが保存される。このファイル名を「学籍番号.JPG」に変更すること。
-貼り付ける画像の内容は、公序良俗に反しないもので、下の例ぐらいの大きさにしてください。
-上で作った「自分のID/06」というページに添付すること。
 添付の方法:
  ・画面上部のメニューから「添付」をクリック
  ・「選択」ボタンをクリックして、添付すべきファイルを探す
  ・アップロード
-上の囲みの中にある
 &ref(./08s40XX.JPG);
が"自分のID"でファイル名と同じになっていれば、ページ内に画像が表示される
-例:&ref(授業/H18/情報処理/07/z6s4099_02.jpg);
-復習内容
-予習内容
--WinShotでの画像の切り取り、保存
--Wordへの画像の貼り付けとキャプション入力
-- ウェブページへの画像の添付