*Wordによる文書作成 [#nfe0c820] [[&size(16){''授業中にわからないことがあったら、すぐにここに書き込んでください。できれば授業中に解説します''};>http://bean.bio.chiba-u.jp/joho/index.php?joho22%2FPROJECT%2Fhelp]] #contents **前回課題について: [#j1242a40] -現在採点中。採点終了次第、評点を返却 **第6回授業の獲得目標:&worried; [#e1c1504f] -''1. エクセルによるデータの並び替え・集計・グラフ作成に習熟する'' -''2. 正規表現:後方参照に挑戦する'' -''3. Wordを使った文書作成: 見栄えの良いレポート作りの方法を練習する'' -''4. Winshotを使った画像の切り取り'' **エクセルによるデータの並び替え・集計・グラフ作成のおさらい: 課題データを用いて⌣ [#f0f9bfbc] 前回の課題は、[[厚生労働省統計表データベースシステム>http://wwwdbtk.mhlw.go.jp/toukei/cgi/sse_kensaku]]で公開されている、「1C 上巻 死亡 第5.12表_ 死因年次推移分類別にみた性別死亡数・率(人口10万対)」の表から1986年以降の男女別死亡数のみ抜粋した表(&ref(授業/H21/情報処理/05/2009_情報#05課題.xls);)を使って課題の操作を行うことだった。多くの人ができていたが、''並べ替え・集計はクラス全員に理解してもらいたい大事な項目なので''、もう一度おさらいをする。また、関数とデータ型についても、少し説明する。~ この説明はもう聞く必要がないという人は、次の正規表現のところを読んで、練習問題をやっておこう -問1:表の中で、肺炎による死亡数が最も多いのは、どちらの性別の何年のデータですか?(ヒント:どれか1つの列をキーにして並べ替え) -問2:男女それぞれについて、不慮の事故による死亡数の総計を集計して答えなさい。(ヒント:どれか2つのキーで並べ替えてから集計) -問3:三代疾病による男女の死亡者数の合計の推移を1986年から2006年までグラフにする。 ***セルの操作には関数を使おう! [#x50579a7] エクセルの'関数'というはとても便利だ。たとえば、前々回の授業で使ったSUM()という関数は、()の範囲のセル中の値を合計してくれる。その他にも平均を出したければAVERAGE()という関数を使えばいいし、文字列の一部を抜き出したければLEFT()等の関数が使える。いろんな関数とその使い方は、ヘルプファイルに書かれているので見ておこう。~ ここも一緒に操作しておさらい。よくつかう関数として、 average() round() countif() 注意:関数は非常に沢山あるので、全部覚えようなどと思う必要は無い。 こんなことができると知っていれば、使う時にヘルプを見れば良い! **今日の正規表現:後方参照への挑戦⌣ [#w0993b0b] これまでに基本的な正規表現の使い方をマスターした。今日は1つ上のレベルの正規表現「後方参照」にチャレンジしてみよう。K2Editorのヘルプで後方参照に関する項目を見てみると、次のように書かれている。 後方参照 正規表現の中で()を使ってグループ化された部分にマッチ文字列は、 \1,\2などの表現で、 再度正規表現の中に埋め込むことが可能です。 \の後ろに続く数字は、何番目のグルーピングされた文字列かを示します。 たとえば、(\w+)[ ]+\1 は "ABC ABC"や"ppp ppp"に対してマッチしますが、 "ABC ppp"にはマッチしません。 \の後ろに続く数字には制限はありません。ただし、1〜9までは常に後方参照と解されますが、 \10以降は、その後方参照に対応するグループがない場合は、8進数のコントロール文字と 解されますので注意が必要です。 また、本当に一桁の8進数のコントロール文字を書く場合には、 \001などという風に書きましょう。 (K2Editorのヘルプファイルから後方参照の部分を抜粋) ちょっと分かりにくいかも知れないが、半角の () の中で指定したパターンにマッチした文字列を、 ¥1 などという記号を使うことで、呼び出すことができるということだ。~ まず簡単な例で操作をしてみよう &ref(授業/H20/情報処理/06/#06_2.gif,40%);~ K2Editorで実際に試してみると: テキストデータ A9JA49K6 ・AかKの次の1文字を削除 検索文字列 ([AK]). 置換文字列 ¥1 ・Aに続く1文字とAの順序入れ替え 検索文字列 (A)(.) 置換文字列 ¥2¥1 ***書籍リストを出版年順に並び替える [#xc92d349] では、もう少し具体的な例をつかって、段階的に説明してみよう。~ まず、次のような書籍のリストがある。このリストを、K2Editorで開いてみよう。&ref(./書籍リスト.txt);~ -次のようなリストが入っているはずだ(一部のみを表示)(データは、[[生物科学ニュースホームページhttp://bsj.or.jp/nc2/htdocs/]]から拝借した)。~ ・絵でわかる細胞の世界 黒谷明美著,講談社,2001年,162ページ,2,000円~ ・細胞工学別冊 植物細胞工学シリーズ19 新版 分子レベルから見た植物の耐病性 島本 功・渡辺雄一郎・柘植尚志 監修~ ・琉球弧の成立と生物の渡来 木村政昭編著,沖縄タイムス社,2002年,206ページ,8,200円~ ・植物ゲノム機能のダイナミズム —転写因子による発現調節— 岩淵雅樹・篠崎一雄編,シュプリンガ−・フェアラーク東京,2001年,256ページ,5,000円~ ・森林の環境・森林と環境 地球環境問題へのアプローチ 吉良竜夫,新思索社,2001年,358ページ,3,800円~ ・植物の観察と実験を楽しむ−光と植物のくらし− 松田仁志著,裳華房,2004年,159頁,1,600円~ ***まずは、これまでに習った正規表現で、どこまで解決できるか考えてみる[#uebde412] このリストには、出版年が含まれているにも関わらず、出版年の順番に並んでない。どうすれば、出版年で並び替えられるだろうか?~ リストをよく見てみると タイトル・著者,出版年,ページ・価格 という順番で並んでいる。ここで、 出版年だけを切り出して、 出版年 <タブ> タイトル・著者,出版年,ページ・価格 というリストを作り、エクセルにペーストして並び替えれば良いということまでは、想像できるだろう。~ では、出版年だけを切り出すにはどうすればいいだろうか? まず、[[これまでにならった正規表現>http://bean.bio.chiba-u.jp/lab/index.php?%E6%8E%88%E6%A5%AD%2FH22%2F%E6%83%85%E5%A0%B1%E5%87%A6%E7%90%86%2F04#b81c6886]]で表現できるところだけを書いてみると、 -ファーストネームは、行の先頭から始まって、空白で終わる文字列だから、これまでに習った ^ は行の先頭を表す [0-9]+年 は、数字の出版年を表す .*, は全角の,で終わる任意の文字列を表す $ は行の終わりを表す これらを組み合わせて、 ^.*,[0-9]+年.*$ で1行の情報全てを表せるだろう。 ~ なので、例えば、 検索文字列: ^.*,[0-9]+年 で、 ・琉球弧の成立と生物の渡来 木村政昭編著,沖縄タイムス社,2002年 ・植物の観察と実験を楽しむ−光と植物のくらし− 松田仁志著,裳華房,2004年 ..... という出版年で終わる文字列は表せるけれど、これを年度に置換するときには、 置換文字列: 2002年 ^^^^ 今まで習った通りだと、%%%何か置換文字列を指定しなければならない%%%。~ 上の例だと、 2002年 2004年 .... という異なる年度に置換したいので、一度の置換ではできそうにない。~ ~ もしも、このとき、最初の行で、当てはまった「2002年」をどこかどこかにコピーして保存しておいて、自分の置換文字列に指定できれば、いいだろう。~ この、 検索文字列と一致した文字列を保存しておいて、置換文字列に使う ということをやってくれるのが、''後方参照''だ。 ~前置きはともかく、まずやってみよう。新しく登場するのは、 ( ) 半角のカッコで、検索文字列を囲んでおくと 置換文字列に半角の¥マークと数字を使うことで、 (例: ¥1 ¥2 こんな風に) 上でカッコで囲んだ検索文字列を呼び出せる。 では、上の書評リストを出版年と出版年以外のパートに分けて、カッコで囲んでみよう ^(.*,)([0-9]+年)(.*)$ こうすることで、検索文字列で使われた( )内の文字列を、左から順番に置換文字列として指定することができる (.*,) → \1 ([0-9]+年) → \2 (.*) → \3 具体的に上の例の1行目で考えると ・絵でわかる細胞の世界 黒谷明美著,講談社, → ^(.*,) → \1 2001年 → ([0-9]+年) → \2 ,162ページ,2,000円 → (.*)$ → \3 -''演習:1'' 今までの解説に従って、添付の書籍リストで後方参照による検索置換を行って、 出版年 <タブ> タイトル・著者,出版年,ページ・価格 に置き換えてみよう。 --答え: +++K2Editorに上のリストをコピーする +++置換ウィンドウで、次のように指定する 検索文字列: ^(.*,)([0-9]+年)(.*)$ 置換文字列: \2\t\1\2\3 +++置換を実行 +++エクセルにコピーペーストして、一番左の列で並び替え ***練習:日付データの形式変更 [#c52d7504] 下に友達の誕生日リストが月、日、年の順で書かれている。 April 29, 1984 March 20, 1987 September 23, 1980 December 23, 1982 February 11, 1984 January 1, 1999 May 3, 1988 May 4, 1993 May 5, 1987 November 23, 1985 November 3, 1994 -このリストを正規表現検索置換を使って、 ++年・月・日の順(例:1984 April 29)に並び替えなさい ++日、月、年の順(例:29 April, 1984)に並び替えなさい --この課題が簡単すぎて暇をもてあました人は、エクセルを使って同じことをやってみよう(%%%この場合は実はエクセルの方が簡単%%% 列全体を選択して、コピー・ペーストするだけ) -解答例 検索文字列:([A-Za-z]+) ([0-9]+), ([0-9]+) 置換文字列:¥3 ¥2 ¥1 あるいは 検索文字列:^([^ ]+) ([^ ]+), ([^ ]+)$ 置換文字列:¥3 ¥2 ¥1 --補足:2番目の例では、([^ ]+)(意味:空白以外の1回以上の連続)が改行を含んでしまってるため、最後に1行の終わりを示す$をつけないと、うまく行かない。~ -~また、上の例では ^ には2つの意味があるので注意!! ■検索文字列の最初においた場合は行頭から始まることを示す ^[A-Z].* で、行頭がアルファベット大文字で始まる任意の文字列 ■文字集合を表す[ ]の中で最初に置かれた場合、それに続く文字以外を表す [^a-z]+ で、英小文字以外の任意の文字からなる文字列 参考:$は検索文字列の最後に置かれた場合、行末であることを示す [a-z]+$ は、行末に続く英小文字の連続を示す 正規表現の例のいくつかは、昨年度の学生の要望で作った、[[授業/H20/情報処理/正規表現熟語帳]]を参照してみよう。 **文章作成の標準ソフトウェア:Microsoft Word⌣ [#ma5c8cf0] 最初のアンケート調査でも多くの人がWordの使い方を知りたいと書いていた。MS Wordは現実的にパソコン上で動くワープロの標準ソフトになっているし、多くの人は、レポート作成を意識して使い方を知りたいと思っているのだろう。そこで、今回の授業では、Wordを使って文書を作る方法を解説する。~ でも、その前に、 ***ワープロ原稿に既存の画像を貼り付けるための便利ツール:WinShot⌣ [#pc3ecd36] WinShotというソフトウェアをダウンロードして、インストールしておこう。パソコン画面の保存・印刷等を行うことができる、とても便利なスクリーンキャプチャソフト。ウェブページからの画像の取り込みや、モニタに表示されている情報をそのまま画像として扱えるので、レポートの中に画像を添付したいときなど、とても便利。下のURLから''LZH版''をダウンロードして、インストール。~ http://www.woodybells.com/winshot.html -授業で使っている教育用計算機システムでは、どんなソフトウェアでも自由にインストールできるわけでは無い。通常のWindowsシステムでプログラムがインストールされる"Program Files"フォルダには、このシステムではインストールできない。そこで、http://www.woodybells.com/softs/ws153.lzhをダウンロードしたら、デスクトップに保存すること。ws153.lzhをダブルクリックして新しいフォルダ ws153 ができていれば成功。 ***Wordを使ってできる「読みやすい」レポート [#k9164d6b] &size(14){あなたのメッセージを分かりやすく相手に伝えるために、Wordを使ってできる限りのことをしよう}; 採点者は、たくさんのレポートに目を通さなければならない。そんなとき、読みやすいレポートがあると、良い点をつけたくなる。自分の主張を採点者に少しでも分かってもらうためには、ワープロを使ってできる限り読みやすくしたいもの。では、どんなレポートが読みやすいか、いくつか列挙しておこう。 -どのようなレポートを求められているのかを十分理解する。「簡潔な説明」を求められている場合もあるし、「詳細な証拠を用いた論述」を求められている場合もある。%%%趣旨に応じた長さ%%%のレポートにする(不要なデータを加えて無理矢理長さを伸ばすのはだめ) -何ページもあるようなレポートには表紙をつける(1頁だけで済むようなレポートに、表紙は必要無い)。ページ数が非常に多く、章立てが必要になるようなら(例えば卒論や修論)、目次をつける。(&color(,yellow){※};表紙や目次の要・不要は担当教員によっても違うので、確認すること) -学籍番号、氏名は必ず書く -最初に摘要や要旨を作る。短い文章で伝えられるメッセージの方が、わかりやすい。 -見出しを使う。それによって、そのセクションで自分が主張したいことの種類や内容を、相手に簡単に伝えることができる -なるべく読みやすい文字やレイアウトを用いる --フォントの大きさ、フォントの種類、色遣いなどに気を遣う --その他、[[「レポート」に関する注意>http://bean.bio.chiba-u.jp/lab/index.php?%E6%8E%88%E6%A5%AD%2FH19%2F%E6%83%85%E5%A0%B1%E5%87%A6%E7%90%86%2F03#icf89026]]なんかも見ておこう。 --では、%%%レポート作成のサンプルファイルとして、&ref(授業/H18/情報処理/07/report_example.doc);をダウンロードしよう。%%% ***実際の手順: [#p9e06835] +Wordを起動する +長いレポートなら、表紙を作る(※短いレポートなら不要。1枚だけのレポートに表紙はつけないほうが、省資源にもなる) --[[千葉大のホームページ>http://www.chiba-u.ac.jp/general/about/map/route.html]]から、千葉大のロゴマークをコピーして、表紙に貼ってみよう。ウェブページの画像はコピー・ペーストでワード文書に貼り付けることができる +++千葉大ロゴを右クリックして「画像をコピー」 +++ワードのページにペースト --タイトル、学籍番号、氏名、提出日を入力 --メニューバーの「挿入/改ページ」で、文書の最後にページ区切りを挿入 --タイトル関係の文字を選択し、センタリング(中央揃え) --学籍番号等の情報を選択し、ルーラーで右寄せ +本文に文章を書き込む --ある程度の長さのレポートを各場合、 要旨(摘要) 本論 結論 引用文献 とか 要旨 序論 材料と方法 結果 考察 引用文献 とか、最初に構成を決めておくと書きやすくなる +''ページ番号(ヘッダー・フッター)を作成'' --メニューバーの「表示/ヘッダー・フッター」でフッターに頁番号を入れる ---ツールバーの「#」をクリックすると頁番号が入る ---「頁番号の書式指定」を選んで、「1ページだけ別指定」、「開始番号」を0にすることで、表紙にページ番号が入らない。 ---文字の大きさや書体を見やすいように整える +表の作成は罫線ツールバーで +図の作成は描画ツールバーで +''WinShotを使って、論文から図を切り取ってきて証拠に使う'' ⌣ --クジラとカバに近縁であることを示した論文を見る。[[Nikaido et al,1999, PNAS>http://www.pnas.org/cgi/content/full/96/18/10261]] --クジラとカバの関係を示した系統樹を表示させる --デスクトップに移動し、WinShotを起動 --クジラとカバの系統樹に戻り、画面右下のタスクトレイに入っているWinShotアイコンを右クリック。「クリップボードにコピー/矩形選択」を選ぶ ---クリップボードは画像や文字データを一時的に保存しておく場所。コピーされたり、切り取られたデータはクリップボードに置かれる --画面から切り取りたい部分をマウスのドラッグで選択し、最後にクリック。これで画像がコピーされた --Wordの書類に行きペースト --画像を右クリックし、レイアウトで、文字と画像の関係(背面、全面、回り込みなど)を調整する --図には必ず番号とレジェンド(説明)をつける。引用もとも明示する。 +''引用文献を証拠に使って、相手を納得させよう'' --レポートの中で、他人の意見と自分の意見を区別するのはとても大切。他人の意見(つまり、そういう意見があるという事実:上の説明にあったカバの系統関係など)は、文章の後の()内に文献を引用しておくことで、その意見がいつ、誰が、どの雑誌に発表した意見であるかを示すことができる。つまり、文献引用することで、「そういうことが言われた事実があるということ」証拠を示している。レポートの場合は、そういう、文献データ(事実)を証拠として、なんらかの結論を導き出し、自分の意見として提出することが求められている。目指すところは、 いろんな証拠を使って、自分の意見ややったことを相手に納得させること! **レポート作成の操作例: [#ybe7a9e6] -植物分類野外実習という実習で次のような課題が出たとして、レポート作成の操作を実際に一緒にやってみよう。 野外実習のレポートを提出。観察した植物の学名リストと、注目した植物の観察結果は必ず提出すること。 -Wordを立ち上げる(新規ページが開く) +表紙の作成 --タイトル、学籍番号、氏名、提出日を入力 植物分類野外実習レポート 07s4099 東浪見花子 2007年5月31日 --【操作】 --- &ref(授業/H19/情報処理/07/Untitled-5.gif);などのアイコンをクリックして操作 --タイトル関係の文字を目立つ大きさ・書体にし、センタリング(中央揃え) --学籍番号等の情報を選択し、ルーラーで右の方に寄せる(文字の配置自身は左寄せ) --日付をセンタリング ---[[千葉大のホームページ>http://www.chiba-u.ac.jp/general/]]から、千葉大のロゴマークをコピーして、表紙に貼ってもよい --メニューバーの「挿入/改ページ」で、文書の最後にページ区切りを挿入 +2ページ目にレポートの構成を書き込む はじめに 目次 1.実習場所と実施日 2.観察植物リスト ・リストの作成方法 ・作成したリスト 3.注目した植物の観察結果 1. 2. おわりに 参考文献 ---注:レポートの例に合わせて、構成の見出しを前回の説明と変えてある --上の囲みの中をコピーして文書にペースト --それぞれの最上位の見出し行(1. 実習場所と実施日、 2. 観察植物リスト など)をダブルクリックして選択し、「スタイル」から「見出し1」設定(文字の大きさが自動的に変わる) ---下位の見出し(・リストの作成方法 など)は、「スタイル」から「見出し2」に設定 ---書式は「書式のコピー・ペースト」&ref(授業/H19/情報処理/07/Untitled-2.gif);で簡単に行える ---慣れてきたら、よく使う書式は「スタイル」に登録しておくと便利 --ページの下の方に頁番号をつける ---メニューバーの「挿入/ページ番号」をクリックする。その際、表紙には頁番号を入れたくないので、「最初のページに頁番号を挿入する」チェックボクスをオフにする ---2ページ目の下に「2」という数字が表示されている。これをダブルクリックするとフッター(ページ下部に共通して表示させる文字)が編集できる。「頁番号の書式指定」を選んで、「開始番号」を0にする ---頁番号の文字を選択し、「Times New Roman 10 ポイント」にする ---終わったら「閉じる」 +表の作成 --「表の作成」アイコン&ref(授業/H19/情報処理/07/Untitled-3.gif);をクリックして、目的とする表の行数・列数をマウスのドラッグで指定する。 --エクセルで表を作っておき、コピー・ペーストするのも簡単 --表の罫線の書式は「罫線」のアイコン&ref(授業/H19/情報処理/07/Untitled-4.gif);をクリックして行う。 +図の作成 --描画ツールバーを表示させる。「メニューバー/表示/ツールバー/図形描画」 --いろんな図を利用できる → Power Pointの作業と共通する部分が多いので、そちらで解説。 **第6回授業の課題 [#tcc8401a] -提出期限:6月2日水曜正午 ***課題1.意見調査 [#ff3046c1] -http://bean.bio.chiba-u.jp/moodle から提出 ***課題2. 復習 : Wordを用いた仮想レポートの提出 [#w894b9a7] 内容:上で作成したような仮想レポートを 学籍番号.doc というファイル名で保存して、メールの添付書類として &ref(授業/tk.gif);に送信しなさい。なお、メールの件名は 情報処理06(学籍番号) とすること。内容は自由です(架空のもので構いません)。以下の点に注目して評価します。 表紙の見やすさ・レイアウト 目次が作成できているかどうか 見出のみやすさ ページ番号がついているかどうか 新たな画像が追加されているかどうか ワードの機能を利用して、いかに見やすく作成してあるか -(注:このページから例としてダウンロードしたファイルをそのまま提出しただけでは、評価はかなり低くなります)。 ***発展課題:<希望者のみ提出してください:通常点に加点します> [#b00d4289] -下に、アメリカ合衆国大統領の完全なリストがあります。このリストには、大統領の名前が、「ファーストネーム、 ミドルネーム(あるいはイニシャル)、ファミリーネーム、在籍年」の順で並んでいます。このリストについて、K2Editorを用いてどのような正規表現検索・置換を行えば、「ファミリーネーム、 ファーストネーム、ミドルネーム(あるいはイニシャル)、在籍年」という順番にできるかを考えて、検索文字列と置換文字列をレポート提出ページに書き込みなさい。なお、検索・置換の回数は2回までとします(注:後方参照を使えば、1回でできます)。 -下に、アメリカ合衆国大統領の完全なリストがあります。このリストには、大統領の名前が、「ファーストネーム、 ミドルネーム(あるいはイニシャル)、ファミリーネーム、在籍年」の順で並んでいます。このリストについて、K2Editorを用いてどのような正規表現検索・置換を行えば、「ファミリーネーム、 ファーストネーム、ミドルネーム(あるいはイニシャル)、在籍年」という順番にできるかを考えて、検索文字列と置換文字列をmoodleのレポート提出ページに書き込みなさい。 George Washington (1789-1797) John Adams (1797-1801) Thomas Jefferson (1801-1809) James Madison (1809-1817) James Monroe (1817-1825) John Quincy Adams (1825-1829) Andrew Jackson (1829-1837) Martin Van Buren (1837-1841) William Henry Harrison (1841) John Tyler (1841-1845) James K. Polk (1845-1849) Zachary Taylor (1849-1850) Millard Fillmore (1850-1853) Franklin Pierce (1853-1857) James Buchanan (1857-1861) Abraham Lincoln (1861-1865) Andrew Johnson (1865-1869) Ulysses S. Grant (1869-1877) Rutherford B. Hayes (1877-1881) James A. Garfield (1881) Chester Arthur (1881-1885) Grover Cleveland (1885-1889) Benjamin Harrison (1889-1893) Grover Cleveland (1893-1897) William McKinley (1897-1901) Theodore Roosevelt (1901-1909) William Howard Taft (1909-1913) Woodrow Wilson (1913-1921) Warren G. Harding (1921-1923) Calvin Coolidge (1923-1929) Herbert Hoover (1929-1933) Franklin D. Roosevelt (1933-1945) Harry S Truman (1945-1953) Dwight D. Eisenhower (1953-1961) John F. Kennedy (1961-1963) Lyndon B. Johnson (1963-1969) Richard Nixon (1969-1974) Gerald Ford (1974-1977) Jimmy Carter (1977-1981) Ronald Reagan (1981-1989) George Bush (1989-1993) Bill Clinton (1993-2001) George W. Bush (2001-2009) Barack Obama (2009-present) **予告: 次週の課題::班ごとのプロジェクトの相談と企画書の提出 (提出は各班のリーダーのみ) [#g98b1a75] 来週は次のような課題を出して、班ごとのプロジェクトの内容を提出してもらいます。来週までに必ず班分けを終わらせておいてください。各班5名を目安にしていますが、多すぎる場合は来週の授業中に相談して2つに分割してもらいます。 ~来週の課題で提出してもらう企画書には、 -プロジェクトタイトル: -メンバーの氏名 -プロジェクトの概要(100文字以上) -プロジェクトの魅力(100文字以上) ~などが含まれますので、もう班分けが終わっている班は、プロジェクトを進めて貰って構いません。