*生物学総合講義I(梶田担当分) [#ka0dfc6f] -教室: 理学研究科2号館2階、マルチメディア教室 -日時: 4月20日(金):14:30〜 -連絡: 授業中に学内LANへの接続を必要とするので、受講者は無線LAN接続が可能なノートパソコンを持参すること(利用者IDとパスワードも忘れずに)。パソコンが準備出来ない場合は、梶田まで連絡すること。 -講義内容: 以下の通り -講義内容: 以下の通り~ &ref(./総合講義.pdf); #contents &ref(./総合講義.pdf); **講義の概要と目標 [#yb7546fd] 講義全体の目的修士学生対象を対象とした授業。生物系の担当教員が自分の研究領域について平易にオムニバス形式で解説する。現代生物学の概観を把握することを目的とする。~この講義(梶田担当分)では、修士課程で研究を行うに必要な、一般的な情報関連技術と論理的文章作成技術について講義する。論理的文章作成では、学振DC1の申請書類作成を例にあげて解説する。 -獲得目標は以下の通り: --1. 千葉大学が提供する最新の情報システムの利用法と注意点を理解すること。 --2. クラウドサービスを利用した以下2つの技術を習得すること。 ---a. ホームページを用いた研究情報の公開 ---b. オンラインストレージを利用したファイル共有 --3. マインドマップを用いた論理的文章作成方法を習得すること -成績評価は提出された3つの課題で行う。なお、授業への参加については以下の通り。 --1.課題に関する部分の説明は全員参加(配布した講義内容全てをすでに理解・習得している学生は、申し出ること。課題の提出だけでよしとする) --2. 学振申請に関する部分は希望者のみ **千葉大学の情報システムについて [#na97b908] 修士課程で研究生活を送る上で、千葉大学の情報システムを有効に活用することが求められる。多くの学生は学部の情報授業で習得ずみだが、他大学出身者のために、必要な情報を提供する。 ***統合認証システム https://cuidm.chiba-u.jp [#c5967f5b] 今年度から、学内の情報システム利用のパスワードが統合された。統合メール、プリンタ利用、学内LANへのアクセスなど、全て共通のパスワードでアクセスできる。上の統合認証システムにアクセスして、以下の操作が可能 -メールアドレス変更可能 -パスワードの変更 ~ ***学内無線LANへのアクセス方法 [#z101e6f6] 学部向け[[H24授業/情報処理/01>http://bean.bio.chiba-u.jp/lab/index.php?%E6%8E%88%E6%A5%AD%2FH24%2F%E6%83%85%E5%A0%B1%E5%87%A6%E7%90%86%2F01#ea55dff5]]で解説しているので、参照して欲しい。 **クラウドサービスの利用 [#h1dd65d6] ここ数年、クラウドという言葉をよく聞く。クラウドサービスというのは、サーバーの存在を意識することなく、インターネットの向こう側から様々なサービス を受けるもの。受講者の皆さんもすでにいろいろなサービスを利用していると思う。この授業では、クラウドサービスのうち、Google サイトを用いたホームページの作成と、Dropbox等のサービスを用いたオンラインストレージの利用方法を習得する。あわせて、最近のいくつかのクラウドサービスと利用法についても紹介する。 ***Googleのクラウドサービス [#o4bb66cf] -[[Gmail>https://accounts.google.com/ServiceLogin?service=mail&passive=true&rm=false&continue=http://mail.google.com/mail/?hl%3Dja&scc=1<mpl=default<mplcache=2&hl=ja]] メール利用。(アカウント登録をしていない人は、以下の操作で必要になるので、アカウントを作成すること) -Google Calendar カレンダー共有:デスクトップやモバイル端末など、カレンダーを使う全ての端末をGoogle Calendarを介して同期できる。リマインダーもあるので、予定を忘れることが無くなる -[[Google apps>http://www.google.com/apps/intl/ja/group/index.html]] 統合サービス: 独自ドメインによるメール利用、グループ利用、ワープロや表計算が使える(WordやExcelの書類を開くことができる) (ワープロや表計算は一般のgoogleアカウントからも使える) -[[Google sites>https://accounts.google.com/ServiceLogin?continue=https%3A%2F%2Fsites.google.com%2F%3Fhl%3Dja&followup=https%3A%2F%2Fsites.google.com%2F%3Fhl%3Dja&hl=ja&service=jotspot&passive=true&ul=1]] ホームページ作成~ 研究活動を進める上でも、社会人になってからも、どこかで、ホームページの作成を求められることがある。そんなときに、従来通りにレンタルサーバーを契約してホームページを立ち上げなくても、Googleサイトを用いれば、非常に簡単に、ホームページを作成できる。作成方法は以下の通り。 --google アカウントの作成、ログイン --メニューの「もっと見る」からサイトを選択 --「作成」をクリック 一連の操作をスクリーンを使って解説する -''課題1(発展・できる人のみ):Google siteを利用した情報公開技術の習得'': 自分の研究(あるいは、研究室)やその他自分が興味を持っていることに関するホームページを作成し、受講者全員と共有する事(コンテンツに問題が無ければ、一般公開しても構わない) --提出方法: ---1. 作成したgmailのアドレスを梶田のアドレス(&ref(授業/tk.gif);)に送信(注意:すでに使っているgmailアカウントを、受講者と共有したくない人は、新たに取得すること)。''提出期限:4月21日正午'' ---2.梶田は全員分のアドレスをとりまとめて、メールアドレス提出者のみ閲覧可能なgoogle サイトのページに掲示。 ---3. 作成したホームページを、掲示されたメールアドレス保持者全員と共有すること。: ''共有開始期限:4月26日(木)正午'' --なお、作成するホームページの最低要件は次の通り: ---1.トップページがある事 ---2.メニューがある事 ---3.上記以外のページがあり、メニューからリンクされている事 ***Microsoftのクラウドサービス [[Skydrive>http://windowslive.jp.msn.com/skydrive.htm]] [#g767c481] GoogleにまけじとMicrosoftもSkydriveちうクラウドサービスを開始した。http://windowslive.jp.msn.com/skydrive.htm~ このクラウドサービスはオンラインストレージの利用や、MS Office文書の共有が可能。Office文書の共有は特によくできており、オンラインストレージ上においたWordの文書を、共同作業者と一緒に編集することができる。~ 例えば、共著者と一緒に論文を手直ししているときにSkydriveを利用すれば、「編集→名前を変えて保存→メールの添付書類で送信」という一連の面倒な作業をする必要が無くなる(フォルダ内に少しずつバージョンの違う書類がたくさん溢れるのを防げる) ***オンラインストレージの利用 [#k318a5aa] 以下のオンラインストレージが便利で容量も大きい。これらのサービスをうまく使えば、USBメモリは不要になるかもしれない。いずれも無料のサービスで、オンラインならどこからでも利用可能。ただし、データのセキュリティと、サービスが突然停止する不安はやや残る。 -''Sugarsync'' → [[アカウント登録・インストール>https://www.sugarsync.com/referral?rf=bofieb4ochqh5&utm_source=website&utm_medium=web&utm_campaign=referral]]。5.5GBが利用可能。友人の紹介などでさらに容量を増やせる。 -''Dropbox'' → [[アカウント登録・インストール>http://db.tt/jwjgDYnZ]]。2.5GBが利用可能。 --Dropboxへのアカウント登録方法 現在のバージョンは、大学の教育用端末でも利用できるため、お家と大学で、ファイルの共有が簡単に行える。また、スマートホンでインターネットにアクセスできる人は、例えば書きかけのレポートを、電車の中で閲覧・編集するなんてこともできてしまう。~ 登録方法は以下の通り: ---1. インターネットに接続されたコンピュータから、 http://db.tt/jwjgDYnZ にアクセスする。~ このリンクから登録することで、私からの紹介ということになり、お互いに500MBのボーナスが貰える。 ---2. ブラウザで「Dropboxへようこそ!」と書かれたページが表示されるので、~ 「姓」:あなたの名字~ 「名」:あなたの名前~ 「アドレス」:メールアドレス(@chiba-u.jpのアドレスが望ましい)~ 「パスワード」:任意のパスワード(自分の覚えやすいものに)~ これだけで登録は終了~ ---3. 自動的にDropboxのダウンロードが始まる。指示に従ってインストールすれば終了。 ---4.Dropboxソフトウェアが起動するので、登録したメールアドレスとパスワードを入力すれば、利用できる。 ---参考:Dropboxの使い方解説サイト http://www.getdropbox.jp/ ---[[ベータ版テストに参加すれば、5GBまで容量を増やせる>http://forums.dropbox.com/topic.php?id=53104]]。 -''Nドライブ'' http://ndrive.naver.jp/ 無料で30GBの容量を使える -''Evernote'' http://www.evernote.com/about/intl/jp/ ネットに繋がっている全ての端末から、思いついたこと、気になったことなど、全てを記録しておくメモ帳的サービス このうち、この授業の課題では、課題3の内容をSugarsyncの共有ファイルで提出してもらう。 -''課題2(必須)'':Sugarsyncをインストールし、課題3のマインドマップのファイルを梶田と共有。~ ''提出期限:4月26日(木)正午'' --1. [[アカウント登録・インストール>https://www.sugarsync.com/referral?rf=bofieb4ochqh5&utm_source=website&utm_medium=web&utm_campaign=referral]]で画面の指示に従ってSugarsyncに登録し、パソコンにインストール。左のリンクからインストールすることで私からの紹介という形になり、お互いに500MBのボーナスが貰える。 --2. 課題3でマインドマップを作成し、Sugarsyncのフォルダにアップロード。 --3. Sugarsyncから課題3のファイルを選択し、共有をクリックすると、共有のためのリンクが表示される。 --4. リンクをコピーし、梶田のアドレス(&ref(授業/tk.gif);)にメールで送信 **論理的文章作成 [#e1e86ceb] 研究者にとって論理的な文章作成は非常に大切。しかし、論理とは何かというのは、なかなか説明しがたいし、人に教えるのはもっと難しい。 ***マインドマップ [#ye296830] 論理的思考や論理的文章の作成を教えるのに悩んでいたときに出会ったのがマインドマップ。思考整理の便利ツールで、アイデアの論理関係を視覚的に整理できるでとても便利。手描きなら、紙と色鉛筆でアイデアを広げられる(手書きの方が発送が自由に広がって良いかもしれない)(簡単な作例は右のサイトに書かれている http://www.mindmap.or.jp/howto/)。~ -パソコンを利用したマインドマップ作成~ パソコンでは以下の2つのフリーソフトが有名: --FreeMind 日本語プロジェクト トップページ http://sourceforge.jp/projects/freemind/ ---&ref(./総合講義.mm); --XMind http://jp.xmind.net/ ---&ref(./総合講義.xmind); 見た目のきれいさをもとめるなら、XMindの方が良い。おもいついた事をどんどん入力するにはFreeMindが良い。ただ、いずれも、論理関係(並列か、反証か等)を示すには工夫が必要 -''課題3(必須)'':自分の研究テーマについてマインドマップを作成し、課題2のSugarsyncを使って梶田と共有する~ ''提出期限:4月26日(木)正午'' **学振DC申請 [#i72837d5] -http://www.jsps.go.jp/j-pd/index.html //プロ研究者志望者の登竜門。博士課程で月額20万円の //給料(研究奨励金) //さらに年間100-150万円の //研究費 //採択率はここ5年の平均で //26.9% //申請しなきゃ損! //DC1にはM2の春応募 //申請書のできが採否を決める //申請書を書く時の心構え //メッセージが伝わる事が最重要 //論理的文章を作成 //評価の3ポイントを考慮して、 //主張を展開 //1.推測される研究能力・将来性 //絶対評価 //現在までの研究状況 //これからの研究計画 //自己評価 //評価書 //2.研究計画 //絶対評価 //これからの研究計画 //3.業績 //絶対評価 //研究業績 //現在までの研究状況 //総合評価 //相対評価(評点5は全体の10%) //やや専門外の審査員にも //メッセージが伝わるような工夫 //審査セットも見ておく //虎の威を借る //「引用」も有効 //申請書外の活動が //評価に有効な場合もある //ホームページ //アウトリーチ等