普遍授業:情報処理 - 生物学で必要なコンピュータスキル

講義データ

講義実施予定(習得状況によって変更)

  1. 4月12日 教育用端末、履修登録、電子メールの利用説明、電子メールの解説、アンケート。
  2. 4月19日  コンピュータによるコミュニケーション、アプリケーションとしてのWebブラウザの解説、WWW経由のコミュニケーション:Pukiwikiによる個人ページの作成とネット経由の文書共有, 補講:コンピュータの基礎の基礎(基本操作・基本用語)
  3. 4月26日 電子メールによる添付書類のやりとり、Pukiwikiによる情報共有(班ごとのプロジェクトテーマ相談)、テキストファイルを用いたアプリケーション間のデータ交換の概要(Word, ブラウザ, テキストエディタ, Excel)。テキストエディタのインストール。正規表現の使い始め。タイピング練習ソフトの紹介
  4. 5月10日  テキストファイルの加工と正規表現、マイクロソフト御三家(Word, Excel, PowerPoint)、特にExcel。
  5. 5月17日  Excelによるグラフ作成。ワープロによるレポート作成:注意すべきこと。著作権。一般論。
  6. 5月24日  ExcelとWordによる文書作成 エクセルのおさらい。WinShotを用いた画像データの取り込み。Pukiwikiページへの画像の貼り付け。班毎のプロジェクトについて、企画書作成。
  7. 5月31日  WordとPower Point Wordの解説の続き。ウェブページやエクセルとの合わせわざ。画像データ(デジカメ写真等)の利用。Microsoft Picture Viewer?。PowerPointで画像を作る方法。Rのインストール。
  8. 6月7日   Power Pointの利用法つづき。プレゼンテーションの作成:「初めての論文紹介」。ウェブやPDFからの図版の取り込み。電子ジャーナルの利用。アニメーションの使い方等。
  9. 6月14日  Rを用いた統計解析。すこぶる直感的な統計解析のお話。実際にデータ解析を経験してみる。グラフの作成。コマンドラインからの操作に慣れる。
  10. 6月21日 プログラミング演習:コンピュータに自動処理をさせるということの解説。プログラミングの基礎を解説。]]
  11. 6月28日 プログラミング演習: 遺伝的浮動のシミュレーションをRで行う。(PHPによる動的HTML生成(XitamiからPHPを走らせられるよう、default.cfgの編集。PHPは環境変数の変更が必要かも。)。HTMLとウェブの解説。DNAデータベースの利用。塩基配列データのアラインメントと解析。系統樹作成。
  12. 7月5日  リレーショナルデータベースの利用(SQLiteを利用する.)
  13. 7月12日 リレーショナルデータベースの利用続き。データベース、テキストファイル、Excelなどの組み合わせによる情報の整理と統合。
  14. 7月19日 班ごとのプロジェクト、成果発表。Power Pointによるプレゼンテーション。1班10分。
  15. 7月26日 全てのおさらい。リクエストコーナー。

授業の進め方

前年度のアンケートの結果に基づいて、この授業では、教科書を活用して、次のような方針ですすめたい。

  1. 授業では主に講義と演習を行う。
  2. 講義では、これから習得する技術の基本的な背景や注意点を説明する。基本事項をすで習得済みの学生には、詳しい関連事項を、教科書等を参照して自習してもらう(【p..参照】で示す)。
  3. 操作では、コンピュータ利用に慣れていない人でも着いてこられるよう、その日の目標を達成するのに最低限必要な操作を、1ステップずつ、丁寧に説明する。
  4. 講義時間以外でも操作に慣れ親しんで貰うため、予習・復習課題を準備することにしました。予習課題では次の時間で学ぶソフトウェア、操作、処理についての課題を、ウェブページの説明に従って行って貰います。復習課題では、授業で一緒に行った操作を、別のデータセットについて、自分でやってもらいます。

    なお、教科書は情報処理の授業で必要な知識を、体系的に(ココガポイント)まとめてある。知識の体系化というのは、人に説明できるレベルにまで物事を理解する時に、とても必要。ある操作が「できる」ということだけでなく、その意味も、教科書やウェブで調べて、できるかぎり理解してほしい。

関連リンク

授業の進め方についてのアイデア

(参考)H18年度の授業内容

学生による授業評価の結果

H19年度へのアイデア