生物学セミナー †授業情報 †2006年度 授業コード:S4302101 科目コード:S43021 目的・目標 †生物学入門。大学でおこなわれている高度な生物学に早期に触れさせ、学問への動機づけを行う。 授業計画・授業内容 †1−15 前半は、オムニバス形式で、各研究分野の教官の研究内容の概略を学ぶ。後半は2,3人ずつに分かれ、1人の教官が生物学各分野への入門的な基礎文献の購読ならびに生物の観察、実験手法等の指導を行う。 講義予定(進行状況に応じて変更するので注意!) †評価方法・基準 †出席を重視。後半の小人数教育では、教官から与えられる課題への積極的な取組みが求められる。 初回:6月12日 †学生2名とセミナー実施内容を相談。「植物観察実験」、「DNAデータの解析実験」、「研究論文の読み方」などの選択肢から、学生の希望により、「研究論文の読み方」を選択。 研究論文の構成(イントロダクション、マテメソ、リザルト、ディスカッション)について説明。 テーマを「種分化」に設定し、最近発表された、ヤシの同所的種分化の論文を読むことに決定。テーマを決めて論文を探す場合の方法として、PubMed, Google Scholar, SCOPUSを利用して、"Sympatiric Speciation"などを検索。論文の被引用回数や、引用論文リストから、論文検索の方法を実習。また、千葉大学の電子ジャーナルの使い方を概説。 千葉大の電子ジャーナルページに入り、Nature誌のサイトから、Savolainen et al. "Sympatric speciation in palms on an oceanic island." Nature 441, 210-213 (11 May 2006) をダウンロードして両面でプリントアウト。学生2名が1パラグラフごとに交互に内容を説明することになった。 第2回:6月19日 †次のような進め方で行った。
論文のイントロダクションを読む上でのポイント: †
3 July †
(付録)論文の探し方 † |