最(大)節約法: Maximum Parsimony Method

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予備知識確認テスト

授業を開始する前に、次の問いに答えてもらいます。

Table 1.

ex1.jpg
  • 問1:Table 1のマトリクスから最節約法を用いて最節約系統樹を作成しなさい。系統樹の表記法は下の例に従うこと。

    Infer the most parsimonious trees using the data shown in Table 1.

  • 問2:Table 1のマトリクスから得られた系統樹の樹長を答えなさい。

    Answer the tree length of the tree inferred from the data of Table 1.

  • 問3:次の用語を説明しなさい。

    Explain the following terms

    • 3-1: 単系統群(monophyletic group)
    • 3-2: 共有派生形質(synapomorphy)
    • 3-3: 外群(outgroup)

系統樹の表記法(ニューイックフォーマット, Newic Formst)

下の系統樹は (M(N(A(B C)))) と表記する。

ex3.jpg

第5回:7月6日授業課題

NEXUSファイルの生成までをウェブベースで行う方法

  • 1.ホームページからデータファイル(filerbcL_plant.fst)をダウンロード。テキストエディタで開き、内容をコピーして、EMBLのサイトでClustalWアラインメントして、pir形式で出力 Download(filerbcL_plant.fst) and open it by text editor. Copy all the contents and paste them to
    http://www.ebi.ac.uk/Tools/clustalw2/index.html
    Do Alignment with specifying the output format pir.
  • 2. できあがったアラインメントデータの内容をすべてコピーし
    http://searchlauncher.bcm.tmc.edu/seq-util/Options/readseq.html
    のウェブ版ReadSeqプログラムにアクセスして、テキストエリアにペースト。output formatに PAUP/NEXUSを選んで Perform Conversion.
    できあがったNEXUSフォーマットをコピーして、テキストエディタにペーストし(PAUP*でも良い)、.nexという拡張子をつけてセーブ。 Copy the aligned data and paste them to
    http://searchlauncher.bcm.tmc.edu/seq-util/Options/readseq.html
    and paste into the text area. Choose PAUP/NEXUS for the output alignment and perform conversion.
    Save the data as a file with an extension (.nex).

課題の提出期限:7月13日

  • Deadline: 13 July.

授業/H17/系統学特論/PAUPブロック

  • PAUPを使った系統解析演習に必要なPAUPブロックの例です。コピーペーストして使って下さい。

最節約法の基礎

最節約法を基本から勉強したいという人には、次の参考書(なんと無料!)をお勧めします。1コマの講義で節約法の全貌と、ソフトウェアを使った系統推定を理解するのは、初めての人には大変だと思います。以下の文献よ読んで、復習してください。

The Compleat Cladist (日本語訳が「系統分類学入門」というタイトルで、文一総合出版から出ている)http://taxonomy.zoology.gla.ac.uk/teaching/CompleatCladist.pdf

Basics of Cladistic Analysis (上よりもさらに簡単な内容)http://www.gwu.edu/~clade/faculty/lipscomb/Cladistics.pdf


添付ファイル: filePedic_align.fst 758件 [詳細]

Last-modified: 2015-05-13 (水) 16:43:38 (3481d)