公開シンポジウム
「千葉県における植物の個体群保全・生態系再生の試み」
近年の人為的な環境破壊や地球温暖化等の気候変動により、多くの植物種や地域個体群が、絶滅の危機にさらされています。このシンポジウムでは、植物を絶滅から守るサイエンスについて理解を深めることを目的として、4人の専門家が講演を行い、千葉県内における植物の個体群保全・生態系再生の具体的な試みを紹介します。皆様のご参加をお待ちしております。
講演者と演題
1. 百原新(千葉大・園芸) 房総半島の植物相・植生の発達史
2. 尾崎煙雄(千葉中央博) 房総の絶滅危惧ヒメコマツ個体群の現状と保全の試み
3. 岩崎貴也(東大・総合文化) 房総のヒメコマツが瀕している危機 − 遺伝子解析から明らかになったこと
4. 小林達明(千葉大・園芸) ミツバツツジとズミの保全生態学と市民
日時: 3月17日(日) 13:00〜16:00
場所:千葉大学けやき会館(千葉市稲毛区弥生町1-33)
料金:無料
問い合わせ: 日本植物分類学会第12回大会準備委員会 大会会長 綿野泰行
電話:043-290-2819 e-mail: watano@faculty.chiba-u.jp