西表研究施設ではポスドク研究員1名を募集しています。令和3年3月に実施した公募で適任者が見つからなかったため、募集内容を一部変更した再公募となっています。大自然に囲まれた西表研究施設で、私達と一緒に研究活動を進めて下さる方からの応募を期待しています。
募集内容は以下の通りですが、このページの下部に、西表研究施設で研究生活を行うにあたっての参考事項を追記してあります。興味をお持ちの方はご覧下さい。また、西表での研究生活、日常生活について質問がありましたら、問い合わせフォーム(http://nesseiken.info/?page_id=45)から問い合わせてください。
以下、本公募の責任者の梶田からの補足および関連情報です。
・現在、西表研究施設では助教1名の公募を実施しています。本ポスドク公募と重複して応募して頂くことともできます。2つの公募は独立に行われ、選考プロセスは全く異なります。
・4月21日(水・日本語), 4月28日(水・英語)、5月6日(木・日英対応) のいずれも18:00から、西表研究施設の進学ポスドク説明会をオンラインで実施します。本公募についての説明もありますので、興味をお持ちの方はご参加下さい。詳細については、進学ポスドク説明会のページをご覧下さい。
・書面審査にあたっては、公募責任者の梶田が全てに目を通し、順位をつけます。数人の候補者に絞られた段階で、他の教員の意見を聞いた上で最終候補者を決定します。審査観点としては、
研究能力とコミュニケーション能力
具体的なスキルの有無と熟練の程度
筆頭著者として年間1本かそれ以上の論文を執筆する能力があるかどうか
などを用います。最終候補者については、西表研究施設の複数の教員(及び事務員)でオンラインの面接を実施し、職務内容の説明と採用条件の説明を行います。面接で選ばれた最終候補者について、本人から採用にあたっての意思確認がとれ次第、採用内定とし、採用手続きを始めます。
・令和3年6月1日からの採用のためには、5月下旬までには、採用に必要な書類を全て、琉球大学人事課に提出する必要があります。必要書類は、高校以降の卒業・修了証明書の原本または学位記のコピーと、可能ならば大学卒業以降の全ての職における在職証明書の原本です。これらの書類を全て揃えるのは相当大変ですので、可能な限りあらかじめ準備されておくと良いでしょう。
・採用された場合は、担当教員の梶田の研究室に所属して、研究プロジェクトを進めて頂くことになります。
・令和3年4月以降に在籍予定の研究室のメンバーは、梶田の他、外国人研究員のMaria Artigasさん、研修生の向井彩野(ハーバード大 学部生)さんです。
・実験室には、iSeq100、Nanopore等のシーケンサーの他、環境DNA実験が実施できる設備が一通りそろっています。
・西表島では賃貸アパート等が少ないです。採用が決まったら、担当教員や事務室メンバーと相談して、早めに探す方が良いです。
・竹富町民になれば、離島住民カードを取得できます。このカード保持者には船や航空機運賃の割引を受けられる場合があります。
・島内では公共交通機関が少ないので、移動には、自転車、バイク、自家用車などが必要です。冬期は雨が多いので、自家用車の方が便利でしょう。