助教(マングローブ学・任期無し)の公募
※本公募は終了しました。多数のご応募、有難うございました。※
西表研究施設では、マングローブ学 分野の助教(任期無し)1名を公募しています。
本公募は、当センターにおけるマングローブ学の研究・教育機能の強化と拠点形成の推進を目的とするものです。採用される助教は、当センターにおいて新設予定のマングローブ学研究部門の教員として、西表研究施設の立地環境や設備を活かしたマングローブ学研究を実施することが求められます。
公募情報の詳細は、
JREC-INをご覧下さい。また、公募内容についての質問がありましたら、梶田宛メールか問い合わせフォーム(
http://nesseiken.info/?page_id=64)にてお問いあわせ 下さい。
素晴らしい自然環境に囲まれた西表島で、私達と共にマングローブ研究を推進し て下さる方のご応募をお待ちしています。
データ番号 Data number | D121020837 |
公開開始日 Date of publication | 2021年02月17日 |
更新日 Date of update | 2021年02月17日 |
求人件名 Title | 助教の公募(マングローブ学分野) |
機関名 Institution | 琉球大学 |
機関または部署URL URL of institution or department | https://tbc.skr.u-ryukyu.ac.jp/ |
部署名 Department | 熱帯生物圏研究センター |
機関種別 Institution type | 国立大学 |
求人内容 Content of job information | [機関の説明] 大学概要 : https://www.u-ryukyu.ac.jp/wp-content/uploads/2020/08/7ebbd2d5cfa1be53f7d61a3ac189542e.pdf
公募職種 : 助教(年俸制Ⅱ)
所 属 :熱帯生物圏研究センターサンゴ礁生物科学部門 マングローブ学分野
専門分野 : マングローブ学分野
[職務] ・本公募は、マングローブ学の研究・教育機能の強化と、拠点形成の推進を目的とするものです。採用される助教は、本センターにおいて新設予定のマングローブ学研究部門の教員として、西表研究施設の立地環境や設備を活かしたマングローブ学研究を国際的に推進し、その成果を学術面及び社会面で還元することが求められています。 ・ 琉球大学の研究センターかつ文部科学大臣認定の共同利用・共同研究拠点としての熱帯生物圏研究センターの管理運営業務を担当していただきます。特に、勤務地となる西表研究施設の管理運営業務を担当することになります。 ・ 所定の手続きを経て、琉球大学大学院農学研究科(修士課程)・鹿児島大学大学院連合農学研究科(博士課程)において、当該分野の教育・研究指導を担当していただきます。
[担当科目] 共通教育科目については「亜熱帯-西表の自然」を共同担当する他、大学院の専門科目については関連研究科と調整の上で授業科目を担当していただきます。
[勤務地住所等] 〒907-1541 沖縄県八重山郡竹富町上原 870 国立大学法人琉球大学 熱帯生物圏研究センター 西表研究施設
[募集人員] 1名
[着任時期] 令和3年9月1日以降の早い時期 |
研究分野 Research field | |
職種 Job type | |
勤務形態 Employment status | 常勤(任期なし) 琉球大学の教員の定年は満65歳です |
勤務地 Work location | 九州・沖縄 - 沖縄県
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応募資格 Qualifications | 1) 学位: 博士の学位を有する者。 2) 研究教育歴: 学部卒業後2年以上の研究教育歴を有する者。 3) 業績及び実績: マングローブ学に関する基礎及び応用研究の分野において、先端的な研究を推進するのに必要な能力を証する研究業績と実績を有する者で、熱帯生物圏研究センター助教の業績要件である査読付き学術論文(英文・和文)を2報以上有する者。 4) 在職中は科学研究費助成事業を含む外部資金に代表者として応募することに同意する者。 5) 外国人研究者の場合、国籍は問いませんが、日本語での会議及び事務処理がある程度可能であることを条件とします。 |
待遇 Compensation | 雇用形態:常勤(1日7時間45分、週5日勤務)
給与:経歴によって算定(国立大学法人琉球大学年俸制(Ⅱ)適用教員給与規程による) ※給与及び諸手当に関する規程は以下のURLをご覧ください。 https://www.u-ryukyu.ac.jp/aboutus/information/
諸手当:通勤手当・住居手当等(国立大学法人琉球大学職員給与規程による)
休日:日曜日及び土曜日、国民の祝日に関する法律に規定する休日、年末年始(12月29日~1月3日)、その他特に指定する日
福利厚生:文部科学省共済組合に加入 |
募集期間 Application period | 2021年05月14日 必着 午後5時必着 |
応募・選考・結果通知・連絡先 Application /selection /notification of result /contact details | [応募書類] 1)履歴書 2)研究業績目録(1.査読付き原著論文、2.総説、3.著書、4.その他(査読なしの論文、評論など)、5.学会発表)に分け、新しいものから順に記載してください。なお、記載する学会発表については、応募者自身が国際学会(ポスター発表を含む)で発表したもの、及び応募者自身による国内学会での特別講演、シンポジウム、パネル、ワ-クショップ、ラウンドテ-ブルのみを対象とし、応募者が単に共同演者であったもの、及び国内学会での一般講演や地方会、研究会での発表は除いてください。 3)代表的な論文10編以内の別刷りないし、そのコピー(研究業績目録中の論文の番号に○印を付してください) 4)研究業績一覧表 5)別刷り提出論文の要旨(1編 400 字以内) 6)これまでの研究の概要(1,500 字以内) 7)今後の研究に対する抱負と展望(2,000 字以内) 8)これまでの教育実績と今後の大学院教育に対する抱負(2,000 字以内) 9)科学研究費助成事業等研究助成金の採択状況(助成金の名称、研究題目、代表・分担の別、助成期間、助成金額(分担の場合は分担額)を明記してください) 10)特許の出願状況(発明の名称、発明者氏名を記載してください) 11)学会活動をはじめとする社会活動(所属学会(役職)、各種委員会、学会や各種シンポジウムの企画・世話役、研究機関で実施した公式なセミナー、その他の社会活動等の実績を記してください) 12)照会先となる方2名の氏名、所属、住所、電子メールアドレス 13) その他 応募様式1枚で書ききれない場合は、同じ様式を追加して記入してください。
[応募方法] *封筒に「熱帯生物圏研究センター助教応募書類在中」と朱書し、書留で郵送すること。 *応募書類の返却を希望される方は、切手を貼り宛先を記入した返信用封筒を同封してください。
[書類提出先] 〒903-0213 沖縄県中頭郡西原町千原1番地 国立大学法人琉球大学 総務部人事企画課任用係 電話:098-895-8023
[選考方法] ・選考の過程で候補者に面接や講演、プレゼンテーションをしていただく場合があります。その際の旅費は自己負担とします。
[問合せ先] <公募内容について> 〒907-1541沖縄県八重山郡竹富町上原 870 国立大学法人琉球大学 熱帯生物圏研究センター 西表研究施設教員: 梶田 忠 電話: 0980-85-6560(代)、 電子メール: kajita@mail.ryudai.jp <事務手続きについて> 〒903-0213沖縄県中頭郡西原町字千原1番地 国立大学法人琉球大学 総合企画戦略部 研究推進課 共同利用施設係長:喜屋武 電話:098-895-8036、電子メール:knkuodor@acs.u-ryukyu.ac.jp |
添付書類 Attached documents | |
電子応募 Online Submission | この公募は、電子応募できません。 | JREC-IN Portal Web応募 | 不可 | | 電子メール応募 | 不可 | | 求人機関 Web応募 | 不可 | |
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備考 Additional information | その他 ・琉球大学では、敷地内を全面禁煙としています。 ・琉球大学では男女共同参画室を設置して女性研究者支援を推進しており、女性研究者の積極的な応募を歓迎します。詳細は琉球大学ジェンダー協働推進室 http://www.gender.jim.u-ryukyu.ac.jp/ を参照してください。また、本公募は国際公募として、外国人研究者の積極的な応募を歓迎します。
熱帯生物圏研究センターについて 熱帯生物圏研究センターは1994年に琉球大学に附置された全国共同利用施設で、熱帯・亜熱帯の生物圏における様々な生命現象や生物と人間との関わりについて、国内外の研究者と連携しつつ、地の利を生かした研究を展開することで、国際的な研究・教育の拠点作りを進めています。2009年4月には、西原研究施設、瀬底研究施設、西表研究施設を擁する旧・熱帯生物圏研究センターと学内共同教育研究施設であった旧・分子生命科学研究センターが統合を果たし、新・熱帯生物圏研究センターとなり、文部科学大臣に共同利用・共同研究拠点として認定されました。引き続き、国内外の研究者との共同研究を推進し、全国の共同研究拠点として更なる発展をめざしています。 熱帯生物圏研究センター西表研究施設の教員構成(2021年1月1日現在50音順) 梶田忠(教授)・内貴章世(准教授)・成瀬貫(准教授)・渡辺信(准教授) |
本公募に関する Q and A
- Q1. 私は現在、マングローブ学の研究を専門にはしていませんが、応募できますか?
- A1. 公募要項の「応募資格」の3)には、
3) 業績及び実績: マングローブ学に関する基礎及び応用研究の分野におい て、先端的な研究を推進するのに必要な能力を証する研究業績と実績を有する者 で、熱帯生物圏研究センター助教の業績要件である査読付き学術論文(英文・和 文)を2報以上有する者。
との記述があります。現在のご専門がマングローブ学で無くても、3)「マングローブ学研究において先端的な研究を推進するのに必要な能力を証する研究業績と実績を有する」に該当し、他の応募資格も満たしておられるなら、応募して頂けます。
また、採用後の職務は、
・本公募は、マングローブ学の研究・教育機能の強化と、拠点形成の推進を目的 とするものです。採用される助教は、本センターにおいて新設予定のマングロー ブ学研究部門の教員として、西表研究施設の立地環境や設備を活かしたマング ローブ学研究を国際的に推進し、その成果を学術面及び社会面で還元することが 求められています。
となっていますので、採用後はマングローブ学研究を行って頂くことが必要になります。
- Q2. 採用後は、マングローブ研究に主軸に置きつつも、他の研究を行うことはできますか?
- A3. 公募要項の「職務」には、
「新設予定のマングローブ学研究部門の教員として、西表研究施設の立地環境や 設備を活かしたマングローブ学研究を国際的に推進し、その成果を学術面及び社 会面で還元すること」と、教育と運営に参画すること
に関する記述があります。マン グローブ以外の研究を行うことを妨げるものではありません。また、熱生研は全国共同利用・共同研究拠点ですので、国内外の研究者との共同研究は推奨されています。
- Q3. 待遇面(給与)についての問い合わせはどうすればよろしいでしょうか?
- A3. この公募で採用される助教は、年俸制(II)で採用されることになります。年俸制(II)は、私の理解では、ベースになる基本給の額を年俸制(I)からは下げ、その分、業績給を上乗せできる幅を大きくしているものだと思います。詳しい事は上記問い合わせ先の、喜屋武(きゃん)係長にお尋ね下さい。
- Q4. マングローブ学とはどのような研究分野ですか??
- A4. ここで言う「マングローブ学」は、マングローブに関連する全ての生物学 (特に、基礎生物学)分野と考えて下さい。mangroveの原義であるマングローブ林を構成する植物に限定するものでは無く、生態系を含む広い意味で使われる、より一般的な意味でのマングローブを対象とする研究分野です。対象生物は植物に限定しておらず、マングローブ 生態系自体に関する研究や、そこにに生息する動物や微生物や植物の研究も、今回の公募の 「マングローブ学」の範疇です。
- Q5. 現在別途行われているR3年度のポスドクの公募は、今回の助教の公募と関連がありますか?
- A5. 別途行っているポスドク公募は、この助教公募とは全く関係がありません。両方に応募して頂くこともできますが、選考は全く別の過程で行われます。
- Q6. すでに採用されたい方はおられるのでしょうか。それとも、完全にオープンの公募でしょうか?
- A6. この公募は完全にオープンな公募で、いわゆる「できレース」ではありません。 選考は大学と熱生研のルールに基づき公正に行われます。提出して頂いた書類を元に書類選考を行い、選ばれた数名に対して面接選考を行って、センターの全教員による投票を経て最終候補者1名を選びます。
- Q7. 「マングローブ学」の縛りはゆるい感じでしょうか?
- A7. 公募要項には、「熱生研におけるマングローブ学の研究・教育機能の強化と、拠点形成の推進に貢献できる人材を求めている」ことと、採用後の職務の一つとして「本センターにおいて新設予定のマングローブ学研究部門の教員として、西表研究施設の立地環境や設備を活かしたマングローブ学研究を国際的に推進し、その成果を学術面及び社会面で還元する」ことが明記されています。採用後に「マングローブ学」の研究・教育をすすめることは、選考においても参照される、厳密かつ重要な要素かと思います。