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琉球大学熱帯生物圏研究センター西表研究施設
 西表島での研究活動   Research Life in Iriomote Island  
 

Welcome to the Research Life in Iriomote!

西表研究施設へようこそ!
琉球大学熱帯生物圏研究センター西表研究施設は、常勤教員が常駐する国立大学の研究施設としては日本の最南西端に位置し、日本で唯一、マングローブ林に隣接する研究施設です。敷地内にはイリオモテヤマネコ、セマルハコガメ、カンムリワシなどの野生生物が生息する素晴らしい自然環境に囲まれながら、教員、ポスドク、大学院生が、フィールドワークからDNA実験まで、幅広い研究・教育・社会貢献活動を行っています。
このホームページでは、西表研究施設で行われている活動の一端を、皆様に紹介します。

あなたも、西表島で研究してみませんか?
 

News

2024年
  • 2024年6月10日 ポスドク研究員(マングローブ学部門)1名 の公募は終了しました。ご応募頂きありがとうございました。
  • 2024年2月19日 Amy Then博士(日本学術振興会外国人招へい研究者・短期)が来日されました。
2023年
  • 2023年11月28日 Jean Fall博士(シェイクアンタディオプ大学)が琉球大学外国人研究員として着任されました。
  • 2023年7月1日 Cecilia Chu博士がポスドク研究員として着任されました。
2022年
  • 2022年4月1日 磯和幸延博士が特命助教として着任されました。 e-ASIA 共同研究プログラムの研究課題に従事されます。
  • 環境DNAを用いた動物多様性研究プロジェクトの、特命助教1名(任期・最長3年)の公募は終了しました。多数のご応募を頂き、ありがとうございました。 
  • e-ASIA 共同研究プログラム に研究課題・「環境DNAメタバーコーディングを用いたインド太平洋マングローブ域の動物多様性の気候変動下における脆弱性評価」が採択されました。
2021年
  • 2021年10月1日. 和智仲是博士が助教として着任されました。 
  • 2021年7月1日. 鍵谷進乃介博士がポスドク研究員として着任されました。西表研究施設におけるフィールド共同研究機能強化に関連する研究に従事されます。
  • 今年も西表研究施設 進学・ポスドク説明会を開催します。4月21日(水・日本語), 4月28日(水・英語)、5月6日(木・日英対応) のいずれも18:00から、Zoomを用いたオンライン説明会です。現在募集中の助教公募やポスドク公募の説明も行う予定です。詳しくは進学・ポスドク説明会のページをご覧下さい。
  • 2021年3月31日 京都大学の高山浩司博士、当施設の梶田忠博士らによるマングローブ植物の研究論文のプレスリリース(京大リンク琉大リンク)が出ました。日本にも分布するヤエヤマヒルギ属の植物が、どうやって世界中に広がったかを明らかにした研究です。
  • 2021年3月10日 日本植物分類学会第 20 回大会 (オンライン)で、ポスドク研究員の山本 武能さんが、「西表島の植物相解明に向けて:全島調査により見えてきた多様性と分布の傾向」という研究発表で日本植物分類学会大会発表賞を受賞されました。オメデトウゴザイマス!
  • 2021年2月19日. 西表研究施設でポスドク1名(環境DNA・マングローブ)継続募集中です。詳細はこちらのページをご覧下さい。
  • 2021年2月17日. 西表研究施設で助教1名(マングローブ学・任期無し)を公募しています。詳細はこちらのページ(公募に関するQ and Aもあります)や、JREC-INをご覧下さい。
2020年
  • 2020年9月1日. Maria Daniela Artigas Ramirez博士がポスドク研究員として着任されました。環境DNAを用いたマングローブの生物多様性研究などに着手されます。
  • 2020年度西表研究施設進学ポスドク説明会を、6月30日(火)18:00〜、Zoomを用いてオンラインで開催します。施設紹介や研究紹介の他、西表研究施設での修士や博士の学生生活、ポスドクの研究生活などを紹介します。また、希望に応じて、現地での施設見学についての日程調整や、実施中のポスドク公募についての詳しい説明も行います。多くの皆様のご参加を、お待ちしています。
    Zoomミーティングへの参加情報取得のために、申し込みが必要です。進学・ポスドク説明会のページの最下部にあるメールフォームから、メールアドレス等を登録して下さい。
  • [6月17日更新]: 西表研究施設では、7月から宿泊棟の使用申請の受付けを再開する予定です。感染拡大防止のための活動制限下での使用になるため、いくつかの追加条件付きでの、受付再開になります。詳細についてはセンター公式ホームページをご覧下さい。
  • 西表研究施設での、ポスドクまたは技術補佐員1名の公募を実施中です。初回の選考は6月30日までの応募分について行いますので、お早めにご応募下さい。選考後は適任者が見つかり次第終了します。詳しくは、公募情報のページをご覧下さい。今回の公募では、募集分野が植物研究の他に、環境DNA研究、サンゴ礁研究の3分野に拡大されています。
  • 2020年4月から令和2年度日本学術振興会 拠点形成事業 B: アジア ・アフリカ型に採択された「環境DNAメタバーコーディングを用いたマングローブ生態系の全球的解析」が始まりました。3年間の研究期間に、アジア・アフリカの9ヶ国の拠点機関と共同で、世界のマングローブ生態系の生物多様性を、環境DNAメタバーコーディングを用いて解析するための、研究ネットワークを構築します。
  • 新型コロナウィルスの蔓延を考慮して、2020年4月は、残念ながら、公開講座を開催しないことになりました。再開については、決まり次第、当ホームページでお知らせします。
  • 3月18日14:30から西表研究施設講義室で、第21回合同セミナーを開催しました。講師は4月から東京農工大学に移られる特命助教の設楽拓人さんで、「2019年度西表フロラプロジェクト成果報告~1年間で学んだこと・思い出~」というタイトルで、西表研究施設での研究活動を報告して下さいました。
  • 3月11日水曜19:00から西表研究施設講義室で、第15回公開講 座を実施します。今回は、鹿児島連大博士課程(佐賀大学所属)蘭光健人先生が、「無葉着生植物クモランの共生菌」についてお話くださいます。クモランは葉を持たない植物ですが、なんと、根で光合成をします。また、発芽や生長に必要な栄養を共生する菌類から得て生活しています。この講演では、クモランの生活や、どのような菌類と共生しているかについての研究を、幅広い年齢層の方向けに分かりやすくお話し下さいます。申し込みは不要ですので、どうぞお気軽にご参加下さい。
    なお、コロナウィルス感染症対策の一環として、会場入口にアルコール消毒液を設置するなどの予防・拡大防止対策を実施します。また、風邪のような症状のある方には参加を見合わせて頂くようお願いしております。皆様のご理解とご協力を、どうぞよろしくお願いします。
  • 2月10日(月)13:00に、第20回合同セミナーを実施します。発表者は Royal Botanic Gardens Victoria(オーストラリア)のDaniel Murphy博士で、Biogeography and bioregionalization of Australiaについてお話し下さいます。オーストラリアの主な植物や、山火事に適応した植物についても紹介して下さる予定です。
  • 2月27日(木)18:00から、中野わいわいホールにおいて、「西表島を彩る植物たち - 3年間にわたる植物相研究の成果報告 - 」という公開講演会を開催します。第14回西表研究施設公開講座を兼ねた講演会です。この講演会では、琉球大学と沖縄美ら島財団が協力して研究してきた、「西表島のどこで、どんな植物が、どのように生育しているか」について、4名の方々がお話くださいます。多くの皆様のご参加をお待ちしています。
  • 1月12日日曜19:00から西表研究施設講義室で、第13回公開講座を実施します。今回は、調査で西表に来られる琉球大学理学部今井秀行先生が、「遺伝子を使って探る魚介類の生態」というタイトルでお話くださいます。我々にとって身近な魚介類が、どんな生活をしているのかが、遺伝子を使うことで分かるようになりました。幅広い年齢層の方向けに分かりやすくお話し下さいますので、どうぞお気軽にご参加下さい。 申し込みは不要です。
2019年
  • 西表島の現地視察を担当されるIUCN委員の方から、世界自然遺産推薦に関する地元住民・団体からの追加意見や資料の提出についての情報を頂きました。可能な限り早く提出してほしいとのことです。提出方法などの情報は、世界自然遺産推薦関連情報のページを御覧ください。
  • 10月16日水曜の19:00から西表研究施設講義室で、第12回公開講座を開催します。今回は、大学院生の実習で西表に来られる京都大学野生動物研究センターの幸島司郎先生が、「世界の野生動物をフィールドワークする:ヒマラヤから海中まで、氷河から熱帯雨林まで」というタイトルで、世界各地で繰り広げられた魅力的な動物研究についてお話くださいます。小中学生にも参加していただけますので、どうぞお気軽にご参加下さい。 申し込みは不要です。詳細については、公開講座のページをご覧下さい。
  • 緊急のお知らせ(2019年9月27日更新): 不測の事態により宿泊棟用務員の人員配置の都合が着かなくなったため、7月から10月は食事提供と休日のチェックイン・チェックアウト対応はできなくなりました。大変ご不便をおかけしますが、ご理解下さいますようよろしくお願いします。
  • 9月19日木曜の19:00から西表研究施設講義室で実施予定だった第12回公開講座ですが、大変残念ながら中止しました。楽しみにして下さっていた皆様、申し訳ありません。熱帯低気圧の接近により、講師の松浦優先生の旅程が変更になりました。松浦先生はまた日を改めてお話下さるとおっしゃっていますので、ご期待下さい。日程は決まりしだい、ホームページ等でお知らせします。
      中止だとは知らずに、西表研究施設まで足をお運び下さった皆様には、
      特にお詫び申し上げます。松浦先生の次回の西表へのおいでが決まり
      ましたらご連絡差し上げます。公開講座に関するお知らせにメールア
      ドレスを登録されてない方は、こちらから、ご登録下さい

  • 8月28日水曜の19:00から西表研究施設講義室で、第11回公開講座を開催します。タイトルは「世界に広がるマングローブ林」で、西表研究施設の梶田 忠先生が、最新の研究からいくつかの話題を提供してくださいます。専門的な内容を含む公演ですが、小中学生にも参加して頂けます。申し込みは不要です。詳細については、公開講座のページをご覧下さい。
  • 7月26日金曜の17:00から西表研究施設で、第10回公開講座を開催します。タイトルは「デジカメ・スマホで美しい自然・植物写真を残そう」で、西表研究施設の設樂拓人先生が、美しい写真を撮る方法を実地に教えて下さいます。子連れ参加OKで定員は先着順で15名なので、申し込みはお早めに!。詳細については、公開講座のページをご覧下さい。
  • 7月8日.  特命助教の設樂拓人さんが撮影したイリオモテヤマネコの写真が、新聞に掲載されました
  • 6月26日(水)の14:00に第18回合同セミナーを開催しました。発表者は、6月西表研究施設のポスドク研究員に着任した、山本武能さんでした。
  • 6月15日未明より発生していた、YListサーバの不具合は解消しました。ご不便をおかけしました。
  • 6月29日(土曜)の19:00から、西表研究施設講義室において第9回公開講座を開催します。講師は、東京農工大学の吉田智弘先生で、土壌生物が樹の上でどのようにして生息しているかについての研究を紹介して下さいます。詳細については、公開講座のページをご覧下さい。

  • 5月31日(金)の13:00に第17回合同セミナーを開催します。発表者は、鹿児島大学大学院連合農学研究科(佐賀大学所属)の蘭光健人さんで、「ラン科温帯着生種カヤランの菌根菌相解明」についてお話下さいます。
  • 5月24日(金曜)の18:00から、琉球大学西原キャンパス、亜熱帯島嶼科学拠点研究棟において、西表研究施設の進学・ポスドク説明会を実施します。
    また、6月1日(土)・2日(日)には、西表研究施設において、エクスカーション付きの現地説明会を行います。現地説明会への参加については事前申し込みが必要です。進学・ポスドク説明会」のページから申し込んで下さい
    (過去の説明会の様子はここからご覧頂けます
    *お知らせ* 5月24日の説明会には、渡辺先生は出席できなくなりました。
  • 5月15日(水曜)の19:00から、船浦中学校体育館において、公開講座を実施します。講師は当研究施設准教授・渡辺信先生で、「ドローンフライト体験」というタイトルで、研究やビジネスでの活用が進むドローンの使用上の注意点と、操作方法について解説して下さいます。事前申し込みが必要で、受講人数には限りがありますので、興味をお持ちの方は、お早めにお問い合わせ下さい。詳細については、公開講座のページをご覧下さい。
  • 4月24日 第15回合同セミナーを実施しました。発表者は5月に離任される特命助教の遠山弘法さん、4月に着任された特命助教の設楽拓人さんとポスドクの今井亮介さんでした。
  • 4月12日(金曜)の19:00から、西表研究施設の講義室において、公開講座を実施します。講師は、Eテレや放送大学でおなじみの、東京大学教授・塚谷裕一先生で、「ボルネオの森を探る」というタイトルでお話頂きます。「森を食べる植物」とは一体何者か!?西表島よりもさらに南の熱帯地域には、どんな植物がどのように暮らしているかを知りたいかたは、どうぞご参加下さい。詳細については、公開講座のページをご覧下さい。
  • 3月8日 西表研究施設の遠山弘法特命助教が、「種内,種間,群集における多様性の創出・消失過程」の研究で、日本植物分類学会奨励賞を受賞されました。おめでとうございます!。首都大学東京で開かれた 日本植物分類学会第18回大会(東京)では表彰式が実施されました。この賞は優れた研究業績をあげた将来有望な若手研究者に授与されるもので、受賞理由と講評は、日本植物分類学会ニュースレター No.72でご覧頂けます。
  • 3月2日(土曜)の13:00から、小学4年生以上が参加できる西表研究施設公開講座を実施します。担当は、当研究施設の内貴章世先生指村奈穂子博士で、野外における植物観察を中心とした講座になります。西表島の植物を学びたい方は、どうぞご参加下さい。詳細については、公開講座のページをご覧下さい。
  • 2月1日 第14回合同セミナーを実施しました。発表者は3月に卒業する山本崇さんで、西表研究施設での3年間の研究成果を発表されました。
  • [公示 鹿児島大学連合農学研究科 博士学位論文公開審査会
    山本 崇 氏の学位論文公開審査会が、1月13日(日)18:00に、琉球大学熱帯生物圏研究センター西表研究施設講義室において実施されます。論文題目は「Studies on the formation process of distribution range and genetic structure of widespread tropical plants(熱帯域広域分布種の分布と遺伝構造の形成過程に関する研究)」です。興味をお持ちの方は、どなたでもご参加頂けます。西表島では初となる、博士論文審査会にどうぞご参加下さい(→こちらもご覧下さい)。
    (本審査会は終了しました。多数のご参加、有難うございました)。
2018年
  • 12月17日 第13回合同セミナーを実施しました。発表者は2018年4月に琉球大学外国人研究員として着任された Severino Salmo III 博士(8月からはポスドク研究員)で、12月末の離任を前に、西表研究施設滞在中の研究成果を発表されました。
  • 12月9日(日)16:00に、竹富町立上原小学校体育館において、西表研究施設公開講座とアジア野生ネコ科動物保全ワークショップ2018との共催による、公開講演会を開催します。3名の先生方に、ツシマヤマネコ等の保全などの活動についてご講演頂きますので、皆様どうぞ、奮ってご参加下さい。
    唐沢 瑞樹 さん(井の頭自然文化園) 
    「井の頭自然文化園が取り組むツシマヤマネコの保全と飼育 Conservation and breeding of Tsushima leopard cats by Inogashira Park Zoo」
    山本 以智人 さん(環境省 九州地方環境事務所 対馬自然保護官事務所(対馬野生生物保護センター 上席自然保護官)
    「ツシマヤマネコ保護増殖事業の最前線 Frontier of the conservation project of Tsushima leopard cat」
    柳井 妙子 さん(岐阜を想う会) 
    「対馬と台湾とのヤマネコにおける小学校交流 Elementary school Exchange for Leopard cats conservation between Tsushima and Taiwan」
     また、講演会終了後に実施するワークショップのプログラムにも、ご参加頂けます。

  • 11月7日(水)19:00に西表研究施設公開講座を、講義室において実施します。講師は九州大学教授の佐竹暁子先生と大学院生の堀田淳之介さん・永田拳吾さんで、「数理モデルで説明する環境変動と生物の応答:シロアゴガエル、サクラマス、ハクサンハタザオを例に」にというタイトルでお話し頂きます。佐竹先生の研究室では、生物の応答を数理モデルを用いて分析し、将来の気候変動下で生じうる生物活動の変化を予測する研究をなさっています。この公開講座では、多様な生物を対象に、侵入種問題、表現型可塑性、開花フェノロジーに関する話題を紹介して頂けます。

  • 10月17日(水)19:00に西表研究施設公開講座を、講義室において実施しました。講師は北海道大学の藤井 賢彦先生で、「地球温暖化・海洋酸性化の状況と対策」についてお話し頂きました。多数ご来場いただき、ありがとうございました。

  • 8月29日〜9月2日に、仙台市戦災復興記念館で、第7回マメ科国際会議を開催しました。西表研究施設に置かれた実行委員会には、琉球大学、東北大学、九州大学、福島大学、石巻専修大学などの教員が参加し、会議の運営にあたりました。5日間の会期には、11のシンポジウムと1つのワークショップ、ポスターセッション、フラッシュトークなどが開かれ、参加者は海外26ヶ国から78名、国内54名のあわせて計132名となりました。
  • 8月22日(木) 19:00に、西表研究施設公開講座を、講義室において実施しました。講師は Marcelino - José del Arco Aguilar先生で、「カナリー諸島の植物と植生」という演題でお話し頂きました。英語でのご講演ですが、日本語での解説をつけました。多数ご来場いただき、ありがとうございました。 (→ 公開講座のページ)。

  • 6月7日(木) 19:00から、西表研究施設の講義室において、公開講座を実施しました。講師は伊澤雅子先生で、「イリオモテヤマネコの交通事故ゼロの西表島を目指して」という演題でお話し頂きました。多くの方にご来場いただき、また、会場を交えて、活発な意見交換がなされました。多数ご来場下さり、ありがとうございました。 (→ 公開講座のページ

  • 5月4日「奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島」の世界自然遺産への登録は延期するようにとの勧告が、IUCNからユネスコに提出されました。(報道発表資料IUCNによる評価全文PDF
 → 2017年度以前のお知らせ