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琉球大学熱帯生物圏研究センター西表研究施設
 西表島での研究活動   Research Life in Iriomote Island  
 

ニュース・アーカイブ

このページでは、不定期で、西表研究施設からのニュースやお知らせをお届けします。過去に他のカテゴリーでお知らせした投稿も、消去せずにこのページに残しておきますので、アーカイブとしても利用します。ニュースおよびアーカイブは単一ページの形、あるいは、ブログの形式で提供します。
 

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2020/06/30

2020年度 西表研究施設進学・ポスドク説明会のお知らせ

Tweet ThisSend to Facebook | by tkaji

2020年度 西表研究施設進学・ポスドク説明会のお知らせ

西表研究施設には常勤教員が4名いて、修士・博士の大学院生を受入れることができます。現在は修士課程学生1名が、西表研究施設に在学しています。また、ポスドクや技術補佐員、アルバイトの募集も随時行っています。でも。。。いざ、進学・就職先として西表島を考えたとき、多くの不明点や不安があることと思います。また、西表研究施設を実際に見てみることなく、進学・就職先の具体的なイメージを持つこともできないでしょう。そこで、西表研究施設の研究・生活環境や、進学・就職先としての情報を皆さんに知って頂くために、毎年、説明会を実施しています。今年度は、6月30日(火)18:00にZoomを用いたオンラインでの明会を実施します。説明会に参加するための情報はメールでお知らせしますので、本ページ下部の登録フォームからお名前・メールアドレス等を登録して下さい。また、例年は現地での説明会を別日程で実施していますが、今年度は「会」としては実施せず、個別に対応します。研究室訪問等の詳細については6月1日の説明会でお知らせします。
西表研究施設で学生やポスドクとしての研究を検討されている方、また、技術補佐員やアルバイトの職を求めていらっしゃるかたは、ぜひ、この機会を利用して下さい。
(過去の説明会の様子は、こちらをご覧下さい。)
 ■ 当日配付資料のダウンロード 
 (資料を配付する場合は、Zoomのリンクと共にダウンロードリンクをお知らせします)
 

教員と研究分野、所属大学院などの紹介


梶田  忠 (教授)
マングローブ学  Tel:0980-85-7034  E-mail:kajita(at)mail.ryudai.jp 
課題:熱帯・亜熱帯の植物多様性に関する研究 
熱帯・亜熱帯の植物の多様性を、進化、系統分類、集団遺伝、保全、生態など、様々な方面から研究している。特に、西表研究施設においては、マングローブ植物の保全遺伝学的研究や、海流散布植物の系統地理学的研究など、広域分布する海流散布植物の種内の遺伝多的多様性に注目して、遺伝マーカーによる多様性解析や交配実験、フィールドワークによる研究も実施する他、マメ科植物の多様化や、根粒菌との共生特異性の進化についての研究も実施している。また、植物の他にも、環境DNA分析を用いたマングローブの生物多様性(魚類・甲殻類等)や、西表島の河川の生物多様性モニタリングも実施している。
これまで、西表研究施設で受入れた学生、ポスドクは、以下の通り。
・琉球大学大学院農学研究科; 
 修士課程学生を2019年度から1名受入れ
・鹿児島大学大学院連合農学研究科
 博士課程学生を2016年度から1受入れ(2019年度に修了)
・ポスドク・技術補佐員: 2015年度から現在まで各年度1名以上が在籍

渡辺  信 (准教授)
マングローブ学  Tel:0980-85-6560  E-mail:nabeshin(at)lab.u-ryukyu.ac.jp  
課題:マングローブ生態系を対象とする諸研究/南西諸島の亜熱帯林を対象とする諸研究 地球温暖化ガスの増加に伴い、マングローブ生態系の土壌における炭素蓄積機能が注目される一方で、急激な海面上昇がマングローブ生態系に大きな影響を及ぼすことが懸念されている。マングローブは樹種毎に生態的ニッチが異なり、群落は圏構造を形成することが知られている。本研究分野はマングローブ生態系の保全と再生技術の開発に資するべく、その圏構造成立にとって最も重要な更新の過程を、生態学的、形態学的、生理学的及び分子生物学的側面から明らかにする。
・修士課程:琉球大学大学院農学研究科; 博士課程: 鹿児島大学大学院連合農学研究科 

内貴 章世 (准教授) 
多様性生物学  Tel:0980-85-7030  FAX:0980-85-6830 
 E-mail:naiki(at)lab.u-ryukyu.ac.jp 
課題:植物の繁殖に関する研究、系統分類学的研究 
  被子植物の繁殖生態学、系統分類学的研究を行っている。 
主なテーマ 
1)植物の性表現(特に異型花柱性、雌雄異株性)に関する研究。
2)外来植物が在来植物に繁殖の面で与える悪影響(主に繁殖干渉)の検証。 
3)個体数の少ない植物における遺伝的多様性の解析。 
4)アカネ科における系統分類学的研究。 
・修士課程・博士課程:琉球大学大学院理工学研究科

成瀬  貫 (准教授)
サンゴ礁生物生態分類学  Tel/Fax:0980-85-6560  E-mail: naruse(at) lab.u-ryukyu.ac.jp 
課題:海産無脊椎動物の分類学的研究
  琉球列島の浅海域には非常に多様な生物相が形成されているが、その多様性の高さや南方の生物相との強い関連から、一部の分類群を除いて、充分に多様性を把握されているとは言い難 い状況にある。十脚甲殻類を対象に、琉球列島の浅海の生物多様性を評価するためにも、 広い視野に立って研究を進めている。 
・修士課程・博士課程:琉球大学大学院理工学研
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